さくらんぼの性は…ジャネット・ウィンターソン
久しぶりに、食べ応えのある小説を読みました。
『時は17世紀、舞台は疫病とピューリタン革命うず巻くロンドン。象をも空にふっ飛ばす未曽有の大女〈ドッグ・ウーマン〉と彼女の拾い子ジョーダンは、自由の天地を目ざし、幻の女フォーチュナータを捜して時空を超えた冒険の旅に出る。英国の新鋭が放つ奇想天外なベストセラー小説。』…版元(白水社)紹介文。
現代の作家です。嬉しい。ブローティガンは死んじゃったし、高橋源一郎は結婚したり離婚したりしてる間に競馬評論家になっちゃったし、ミラン・クンデラはもともと寡作だし、ジュリアン・バーンズも最近全然新作出さないし、ラテンアメリカ・ブームも去ってしまったようで、マルケスとかプイグとか本屋さんでは小さくなってる感じだし、生きてる作家で新作が楽しみな作家にまた出会えて嬉しい、嬉しい。
ファンタジー小説と思われるかも知れませんが、物語は現在・過去・未来を自由に跳躍しながら、逃走しつづける愛という残酷で優しい主題を繰り返しつきつける。それはあくまで『リアル』な物語なのです。
著者のほかの作品も是非、読んでみようと思います。
- 商品名: さくらんぼの性は (白水Uブックス―海外小説の誘惑)
- 価格: ¥998
- 著者: ジャネット ウィンターソン
- 出版社: 白水社
- 発売日: 1997-10
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- 2008/04/16更新
- 2008/04/16登録
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