メディアを席巻する怪しい保険
アリコとアメホ
サラ金のテレビCMはさすがに減ったが、銀行タイアップ(竹中君と桃井さんのモビットとか、米倉君のキャッシュワンとか)は相変わらず多くてうんざりさせられる。でも、最近もっとも目につくのはパチンコに、保険──アリコとアメホだ。
この2社、すこぶる評判が芳しくない。
アリコは2004年に40億ドルの利益水増しで会長が逮捕され、それまで声高に謳っていた「トリプルA」から格下げされる。保険金の不払いが問題となった昨年でさえ虚偽表示で、公正取引委員会から排除命令を受け、金融庁から行政処分を受けている。
さて、もうひとつのアメホ。たとえば、地井武男さんがCMキャラクターの「これからだ」って、何の保険かわかる?
当該サイトで「4つの特長」ではなく、「主な保障内容」を見てみる──1) ケガの治療実費を最高100万円まで保障。2) ケガで病院などに支払った治療実費を保障します。3) 地震などの天災によるケガもしっかり保障。4) ケガで障害が残った場合も保障します。
そう。答えは・・・傷害保険。生命保険ではないから、医師の診断が必要ないのはあたり前だし、そう気づいてみると保険料も特に安くはない。だが、問題はこんなにある。
メディアはこうした状況をまったく伝えていない。それは、上のブログでも指摘されているように、いずれもAIGグループ傘下にあるこの2社が大広告主だからだ。そして、私たちを辟易とさせるほど大量の広告出稿は、小泉“改悪”政権下で始まる。
元首相の規制改革を強力に推進し、現在の格差社会を実現した規制改革・民間開放推進会議の議長=当時=は宮内義彦オリックス会長。宮内氏は、AIGの国際顧問でもある。
- 2008/04/16登録
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