生ホタルイカ
行きつけの飲み屋で、生のホタルイカを食べた。
わさび醤油をつけていただくと、噛んではじけた身の甘みと内臓のコクと墨の香りが一つになって広がって吸い込まれていく。これは大変な美味。あっという間に平らげてしまった。
家に帰ってきて、味の余韻に浸りながら調べたところ、ホタルイカのとりわけ内臓には、「旋尾線虫」という寄生虫が生息していて、皮膚疾患や腸閉塞を引き起こす原因になるらしい。そのため、基本的にホタルイカを生で食べるのはやめたほうがよい……って。私、どしどし食べちゃったんですけど。
もう少し調べると、どうしても生で食べたければ、-30℃で4日以上、-35℃で15時間以上、-40℃で40分以上凍結処理したものなら、寄生虫は死滅し、安全だという(参照)。なので、「捕れたてを踊り喰い」は、厳に慎むべきとのこと。
私が食べたホタルイカは、おそらくちゃんと処理されていたのであろう。おかげで現在まで体調異変は起こっていない。
おいしいものは危険なもの/危険なものはおいしいもの、とは、永遠の命題か。ともあれ、生ホタルイカをご賞味の際はお気を付けください。
- 2008/05/02登録
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