『うさぎドロップ』宇仁田 ゆみ
30歳男子のダイキチが、ある日突然
女の子(りん)と一緒に暮らすことになった。
その生活を描くまんが。
『よつばと!』と違うのは
「育てる」という大人の立場からの
描写が多いことかな?
・
ダイキチの悪戦苦闘している姿。
自分の養子にしたいということを、りんに伝える場面で
「りんの父親になることに迷いはないけど
どうやって伝えたらいいのかは別問題だな」
「変に恩着せがましいのも
上から目線もよくないし・・・
かと言ってふざけて話すことじゃないし・・・」
と葛藤するダイキチの姿は、
自分とりんを対等に考えている。
りんを子ども扱いしないのがかっこいい。
いつか子どもを持つときのことを
「かつては自分も子どもだったんだ。なんとかなるさ」
と、自分自身は思っていなかっただろうか。
・
正直なところ、1巻を読み終わったときは
ピンと来ませんでした。
りんを預かることになった唐突な始まりとか
登場人物の背景もあまり描かれなかったから
「だいたいこんなところかなあ」と
想像しながら読まなきゃ行けない割合が
多かったように思うからかな。不安に感じたんだと思う。
でも、たくさん重ねられるエピソードが
物語に厚みをどんどん増していく。
episode.15(3巻)でのダイキチの仕事に対する
考え方なんかは目の覚める思いがしました。
(年齢が近いせいもあるだろうな。)
こんないい男を女の人はほっとかないと思うが~
と思っているところに、これかー。
・
いつ終わるともわからない不安定な毎日。
一生懸命立ち向かう姿を見て、
子どもって、ほんとに親を成長させるものなんだろうな。と。
子どもがいることで変わっていく
自分の中の優先順位とかも想像することが
できたような気がします。
この本も、これからが楽しみです。
・
それにしてもダイキチが寝ているときの
「フガッ」というのが苦しそうで気になる・・・
もしや無呼吸じゃないかと心配に。。(よけいなお世話?笑)
- 商品名: うさぎドロップ (1) (FC (380))
- 価格: ¥980
- 著者: 宇仁田 ゆみ
- 出版社: 祥伝社
- 発売日: 2006-05-19
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