テロ――現代暴力論
中公新書。テロについて考えるための、実証的な入門書だと期待している・・・が、まだちゃんと読んでいない。
テロの歴史を事例を挙げつつ概観することで、今後どのようなテロが現れうるのか、新しい形のテロをどう抑止するのか、てなことが論じられているような予感。
著者の加藤朗さんは、防衛研究所を経て、現在、桜美林大学教授。
1993年の『現代戦争論――ポストモダンの紛争LIC』(中公新書)では、冷戦終結後の世界における様々な紛争(低強度紛争:LIC)を亜国家主体と国家主体(国民国家システム)の衝突と定義し、現代の「戦争」について理論的検証と分析が試みられている。
また、1999年の『21世紀の安全保障 多元的紛争管理体制を目指して』(南窓社)はハードカバーの学術書だが、90年代の地域紛争の多発・激化をふまえて、どのような紛争抑止・安全保障政策が想定しうるかが論じられている。
『現代戦争論』と『テロ』をあわせて読めば、テロを語ること・ 現代において「戦争」とは何かを捉えることの難しさがわかる。
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