都甲幸治の書評
面白い本はないかと思い,文芸誌の書評欄を読んでみた.
面白そうな本は見つからなかった.
紹介の仕方が悪いのかも知れなかった.
作家や批評家などいろいろな人が書評を書いているが,
優れた小説や批評を書けるからと言って,
優れた書評が書けるとは限らないらしかった.
まあ,それでも何とか面白そうな本が見つかったので
(たったの一冊だったけれど)
その本を読んでみることにした.
面白い本はないかと再び思い,また別の文芸誌の書評欄を読んでみた.
面白そうな本はまた一冊しか見つからなかったけれど,
別の所で面白い発見が一つあった.
前に見つけた面白そうな本も,今回見つけた面白そうな本も,
同じ人が書評したものだった.
都甲幸治と言う人の書評だった.
この人,早稲田の先生で,翻訳家らしいのだけれど,
優れた書評も書ける人のようだった.
面白い本はなかなか見つからないけれど,
優れた書評家が見つかったことは今後の見通しを明るくさせる.
面白い本がないかと迷ったら,
『文学界』なり『新潮』なりを手にとって
とりあえずこの人の書評を読んでみる,
と言うのもいいかもしれない.
- 2008/04/29登録
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