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ラストクリスマス・猟奇的な彼女の脚本家

坂元裕二

ドラマ・映画それぞれで成功を収めている脚本家ですが、彼の場合は時間をかけてゆっくり話を展開させていく連続ドラマのほうが世界に合っていそう。

自分にとっては北川悦吏子と双璧で「いわゆるトレンディドラマ」=坂元裕二的なところがあります。初期の代表作でもある「東京ラブストーリー(1991年/織田裕二・鈴木保奈美)」が典型的な作品ですが、売り言葉に買い言葉の会話の応酬で恋愛ドラマをつくっていく作風は持ち味のひとつ。上手く言えないけれど作品そのものに恋をさせてくれる感じがいい。21世紀に入ってからも色褪せることが無く「ラストクリスマス(2004年/織田裕二・矢田亜希子)」もお気に入りの作品。

実は「あなたの隣に誰かいる(2003年/ユースケサンタマリア・夏川結衣)」にはまり、当時脚本家を調べたところ「東京ラブストーリー」を書いた人だと知って死ぬほど驚いたことがあります。ちなみにこの作品は死んだ人間が何度も生き返るようなサイコホラーですから、ぜんぜん違うテイストで大ヒット作を送り出したところがとても興味深い。

そして現在放映中の「日曜劇場・猟奇的な彼女」も坂元氏の脚本。第一印象としては、よく知られている韓国映画が原作にも関わらず「ラストクリスマス」と設定が共通していてびっくり。草彅剛と田中麗奈が同じアパートの隣の部屋に住む展開、ことあるごとに部屋にやってくる、ケンカ腰の会話、職場が頻繁に登場することなどなど。設定自体が好きな世界なもので味わい深い。

今回の「猟奇的な彼女」に関しては
・田中麗奈が連続ドラマ初主演
・草彅剛のTBS主演が久しぶり
・坂元裕二がフジテレビ以外で連ドラ脚本を書くのは初めて
・松下奈緒、上川隆也など脇を固める役者も渋い
と個人的には見所が多く、いろいろ楽しみなのです。

ちなみに映画は「就職戦線異状なし(脚本協力)」「西遊記(脚本)」などを手がけていますが、やっぱりドラマだなぁと思うのです。

坂元裕二

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想太郎画像 投稿者:
想太郎

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