スバルボウエンキョウ
「すばる」望遠鏡
日本の国立天文台がハワイ・マウナケア山頂に建設した、1枚鏡としては世界最大8.2mの口径を持つ天体望遠鏡。通常よりかなり薄い鏡を多数のアクチュエーターで常時支持・形状調節する「能動光学」や最新鋭の「補償光学」などを駆使して、ハッブル望遠鏡をしのぐ0.1秒以下の分解能を達成(基本分解能は約0.23秒)。ファイーストライトは1998年12月。
-----
「すばる」の技術的トピックスと言えば、鏡の大きさや研磨精度の高さ・アクチュエーターの絶妙な働きといった部分の紹介が大多数を占めます。確かにこれらはすばらしい! でも、その鏡なりアクチュエーターなりを支えている部分に、いかに多くの技術と努力がつぎ込まれているかは、それがあまりにも地味なため、一般にはほとんど紹介されたことがないように思います(だって、今では見ることができない部分ですし)。
その部分「主鏡セル」の基本構造となる「枠体」の完成時に、このプロジェクトとは全くの部外者である私はその上に乗るという機会を得たことがあります。この上にいつか鏡が乗るんだ、と想像するだけで言い知れぬ興奮を覚えました。そして、製作された方のお話を伺い、そこに込められたモノ作りの誇りに胸が熱くなりました。真にすばらしい技術は、目に見えないところにこそ発揮されるものだ、とその時つくづく感じたものです。
(画像は、アクチュエーターやその他の付属品を取り付けた主鏡セル)
- 2002/12/27更新
- 2002/07/25登録
- 3474クリック
このキーワードを共有する
このキーワードはコレクションに選ばれています(2)
-
メイン
つながりキーワード (9)
すばる望遠鏡
- (惑星)
ハワイ島マウナケア山(標高4,200m)の山頂に、日本の天文台があります。マウナケアの気圧は平地の2/3ほどで、地上の気象条件に左右されにくく、乾燥していて快晴続きの土地...
銀河やダークマターが宇宙の大規模構造とどのように 関連して進化してきたかを HST(Hubble Space Telescope)やすばる望遠鏡等のデータと合わせて調べる...
天文台日記
- (ライナス*)
小中学生のころ読んだ本。天文台での観測生活が息遣いとともに感じ取れる一冊。憧れの天文台での仕事・・・これを読んで夢を膨らませたものでした。 長いこと絶版だったんだけど、最...
マグナム望遠鏡
- (おが)
ハワイのマウイ島、ハレアカラ山頂にある日本の望遠鏡。 日本の誇る望遠鏡と言えばすばる。このすばるの口径8メートルは大きいが、こちらは口径2メートルというから、たいして大...
すばる望遠鏡
- (高橋 明)
国立天文台ハワイ観測所がハワイビッグアイランドのマウナケア山頂に1999年1月にファーストライトを達成した世界最大級(有効口径8.2m)の大型光学赤外線反射型天体望遠鏡。...
グッドデザイン賞
- (たけ)
非営利団体日本産業デザイン振興会が優れたデザイン、コンセプト、機能性を持つ商品、建築物、ビジネスモデル等に贈るグッドデザイン賞。通称Gマークの愛称で親しまれています。ウェ...
マウナケア
- (quro)
マウナ・ケア山には、1970年にハワイ大学の天文台が完成して以来、アメリカ、ヨーロッパ、カナダ、日本が、相次いで巨大望遠鏡が建設された、それだけ天体観測に最適の地として認...
Sam Choy's
- (のんた)
パシフィック・リムの雄。お台場にも出来て華やかなイメージだが、ハワイ島の第1号店は今もロコ相手にお安く営業中。サムおじさん、ここの厨房で今でもたま~に腕を振るってるそうな...
カハルウ・ビーチ
- (のんた)
ハワイ島コナの南部にあるビーチ。岩礁があり熱帯魚が異様に多いため、シュノーケリングをする人々でいっぱいになる。 とはいえオアフ島のハナウマベイほどの混みようではなく、ゆ...




透明な宇宙儀「Sta...
小惑星3753 Cr...
Earth Globe Lam...
手頃な価格の天文時計...


