ワタシ流≪モネの睡蓮≫鑑賞法
いえ、ごく当たり前のことなのですが。
おととい、モネの睡蓮を見て来た。(新聞の小さな記事によれば、無料とのこと!急がなくちゃ♪)
時間が遅かったのと、小さな展示なので、人もまばらで独り占め。
そこで、こころゆくまでモネを眺めつつ -。
充分過ぎる時間をとって睡蓮を鑑賞しなければ、来た意味がない、という当然のことに気付いた。
情熱を懸けて描かれたものなのだから、流して観てはいけないと。
-*-*-*-*-*-*-
【特にこの方法は、夕暮れから夜の睡蓮に有効】
大作、小品にとらわれず、一番こころに響いた一枚を見つける。
近づいて、多方向から、サインの有無・筆のタッチ・四隅の塗り残し・絵の具の重ね具合を見る。
まず1m離れて鑑賞する。絵に対してその横幅分を移動しながら。
次に2m
次に3m
-*-*-*-*-*-
こうしていると、全体の構図が頭にしっかり入る。
睡蓮の花や、池の水面を凝視したり、他方向から、交互に眺めたりしていくと、それまで単色に思われた部分も、多色で塗り重ねられており、実は光が反射しているのが見えてくる。
彼が、“印象派”であることを、改めて知ることができる。
昨日見た絵は、私が両手を伸ばせば入るほどの、小品の睡蓮。
時間をかけて見たことで、葉や花の構図まで、しっかりと頭に入り、今迄多くの睡蓮を見てきた中で、ある意味、印象深いものとなりました。
モネの庭/オフィシャル
オランジェリー美術館
マルモッタン美術館
クロード モネ財団
- 2008/05/11更新
- 2008/05/11登録
- 508クリック
- メイン
- コメント(10)
- つながり(0)
- トラックバック(0)
コメント (10)
2008/05/11
四月の旅人 まずは、モネについて書かれたことに最大限の敬意を払わさせていただきます。わが家にも、比較的大判の『睡蓮』があります。もちろん印刷物です。かつてはリビングを飾っていましたが、家族にあまり評判がよくなくてシャガールとユトリロ(こちらは、いちおリトです)に2階の踊り場に追いやられました。この頃モネの視力がほとんどなかったことはよく知られていますが、彼の眼に映っていたのはユーラシアの大陸の光ではなく、日本のやわらかな陽ではなかったかと勝手に思っております。
花野のK わたしもモネの「睡蓮」、大好きです。難しいことは解りませんが、「睡蓮」の絵のプリントされたバッグまで、昔、昔、展覧会で買ってきたりして。(笑)でも、展覧会はいつも込み合っていて、、、。ゆっくり、鑑賞おできになったようで、なによりでしたね。
また、浮世絵の影響を受けたといわれたのもこの人だったかしら、、。これは、自信がないのですが、ともかく、日本人好みの画家ですね。
ネージュ 四月の旅人さん>当たり前なのに、改めて思ったので書きました。今迄は、朝か夕方の睡蓮の絵が好きだったのに、日没から夜の睡蓮もいいなぁと、思いました!静かな気持ちになって吸い込まれそうでした。あんなに日本に憧れながらも来日しなかったのはなぜでしょうね?視力の弱まりもそうですが、冬場に夏に描いた下絵に彩色していた時にも、モネの頭の中には、キラキラ反射するような光たちがずっと残っていたんだろうなぁと思います。シャガール・ユトリロはパリらしい感じでしょうね?!
ネージュ 花野のKさん>睡蓮グッズは欲しくなりますね!展覧会はどこも混み合っていて、歩いてなぞるという感じになるのが残念ですね。私は今回、他の絵と行ったり来たりしながら、一枚の睡蓮に30分くらい費やしました(怪しいですね?警備員に見られていました)。モネは浮世絵のコレクターで、ジャポニズムに憧れて、庭に睡蓮や藤を植えたり、太鼓橋をかけたり。下のリンクの“モネの庭”もぜひご覧下さい(きっと、お好きだろうと思います!)ここのリンクにある月別のお花リストでは、今どんなお花が咲いているのかを見ることができます。
花野のK やっぱり、そうでしたね。「睡蓮」ばかりの大きな展覧会を見に行った時、藤や太鼓橋が描かれてあった絵を見つけて、うれしくなったのを思い出しました。また、すてきな「モネの庭」のサイトご紹介くださって、有難うございました。お礼までに。
四月の旅人 高知の北川村にも「モネの庭」があります。年末に訪れたアムステルダムのゴッホ美術館では、彼の収集した浮世絵が1フロアの多くのスペースを占めていました。
2008/05/12
monsoonbaby 改めてこう鑑賞方法を提示していただけると、新しい発見がありますね~。なるほどなるほど。以前地中美術館に行ったとき、自然光の中で見るモネ、とても印象的でもっと見ていたかったのですが、同行者があまり興味の無い人でして…^^;美術鑑賞は一人マイペースで行くのがいちばんですねぇ。私も高知のモネの庭には一度訪れてみたいと思ってます☆
2008/05/16
ネージュ 花野のKさん>趣味の押し売り””失礼しました。モネの庭は美しくて、たくさん知っていただきたくて。またきれいは日本語をお教えください。
ネージュ 旅人さん>どこかでその庭のことを聞いたことがありました。ありがとうございます。このページのリンクに、フランスの財団があったので、KWに加えておきました。ゆっくりと紅茶でも飲みながら眺めてみたいです。
モネの浮世絵もここで見れますね~ゴッホと同じものもあると思いました。
ネージュ もんべべさん>いやいや。当たり前の事なのに、すごく実感してしまって。。じーっと見ていると、最初見たときには見えなかった色や、花の芯とかが見えてきたんですよ!びっくりしました。でも…絵画だけは、興味のない方と行くのはしんどいですね。自分と同じくらいの”好きさ”の人がいいですよね、なかなか難しいですが。絵画はひとりで見に行っても全然寂しくないので、いいかなと思います。心行くまで~~ですよね~ 。地中美術館、安藤忠雄設計なんですね~いいもの知りました。ありがとうございます!









