はるとしゅら
春と修羅
わたくしといふ現象は
仮定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です
映画『銀河鉄道の夜』のスタッフロールで朗読される詩でもある。ただし映画では「明暗交替の」というところが、「かげとひかりの」と言い換えられている。
詩のあらゆる部分に散りばめられた自然科学用語ひとつひとつが、読む人それぞれの印象へと結びつく。決して押し付ける事もなく、万華鏡のように宇宙を想像させる。自分は宮沢賢治への憧れで、地球惑星物理学科へと進んでしまった過去があった。最低限のエッセンスは学べても、概念の魅力、そしてモノそれぞれの不思議さを知り尽くすには、我々人間の与えられた時間は小さすぎる。
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