初期・遊佐未森
ファンの方には申し訳ないKWなのだけど、そして決して今が悪いという意味でもないのだけれど、初期の遊佐未森がわたしにとって特別だというだけなのです。
現在30代前半~中盤の方の中には凄く共感していただける方もいらっしゃると思うのだけれど…。
アルバムでいうとデビューの『瞳水晶』、『空耳の丘』、『ハルモニオデオン』、『HOPE』、『モザイク』まで、ということになろうか。
圧倒的なオリジナリティだった。
徹底した世界観を構築して、それがとても心地よく、音楽もポップスとして非常に完成度が高かったように思う。
今聴いても全く古くも悪くもなっていない。(今日ずっと聴いていて思わずKWを書こうと思ってしまったくらいだから。)
当時にしてはジャケットの装丁から凝っていて、童話のようなブックレットもついていて、それが音の世界とどこかリンクしていて、すごく大事に大事に眺めた記憶があります。そしてそれが結構忘れ得ないCD体験になっていたりする。(CDなんて気安く買えなかったりもしたから、友達のを丁寧に丁寧に見せてもらったりして。)
しかも、今思えば詞曲とも遊佐未森ではなかったりするのが多いのもとても面白くて、遊佐未森という素材を中心に、チームでその世界観をパッケージして売っていたかのような印象で、意外に先鋭的なことだったのではないかなあ、と思ったり。しかもすごく完成度が高いという。
すごくすごく自分の感受性に影響を与えられたなあ、と思うのです。
『ハルモニオデオン』のM1「暮れてゆく空は」
『HOPE』のM4「雪溶けの前に」
はニジ的不動の名曲です。
この5作の後、ベスト盤を出してから彼女が方向性をシフトさせていったので、それ以降はわたしも離れてしまい、今の活動もよくは知らないのですが、とにかく初期の遊佐未森は自分にとって特別だったし、今聴いても色あせていません。
あの頃お金をいっぱい持っていたら、間違いなく初回盤を買いそろえて大事に大事に手元に置いておいたのにな。(笑)
公式サイト(音でます。)
- 原題: 『瞳水晶』1988年4月/『空耳の丘』1988年10月/『ハルモニオデオン』1989年/『HOPE』1990年/『モザイク』1991年
- 発売元: エピック・ソニー
- 2008/05/18登録
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