アバ/アライヴァル
史上最高のポップソングは何か?ぼくは、今夜なら、迷わず答えます。それは、アバの「ダンシング・クイーン」だと・・・。
この曲が生まれたとき、彼らはヒットチャートという概念すらはるかに超えていたのではないでしょうか。時代は1977年、エルヴィスが逝き、パンクが勃興し、迎えるべき嵐の時代の、巨大な仮想敵としての完璧なポップソング。まったく意味の込めようのないからっぽな歌詞、大人も子供も善人も悪人もスタジアムでも孤独なへやでもみんな踊りだす、のっけからサビに突入する圧倒的な高揚感。
なぜだか恍惚感すら覚えます。それはけっして終わることのないフライデーナイト。目もくらむようなまばゆい光のなかで、17歳のダンシングクイーンが踊っている、その光景をゆめみて、ぼくは今だからこそ、泣けてしまう。いったい何百回、何千回、彼らはこの歌を歌ったことだろう、アバの使命はそこにあったのだろうし、それをいま、リスペクトしなくて、なんのためのポップソングなのだろうと、そう思うのです。
- 2008/05/21更新
- 2008/05/19登録
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