テンペリアウキオキョウカイ
テンペリアウキオ教会
ヘルシンキは大変小さな街でございまして、駅を街の中心として、そこから徒歩20分圏内に、ほとんどの観光スポットが収まってしまいます。
ヘルシンキといえばウスペンスキ大聖堂、ヘルシンキ大聖堂といったロシア正教らしいかっこいい絵になる建物が観光のメインコースに含まれるのですが、私がおすすめなのは「岩の教会」といわれるこちら、テンペリアウキオ教会でございます。駅から西の方にだいたい15分位歩くとあります。
入り口はなんだかあやしい教団の要塞みたいな感じです。おそるおそる暗い通路からドーム型の丸い大きな構内に入ると、天井から光が差してきます。壁は全て岩がごつごつとしたまま剥き出しで積まれており、ろうそくがともされていたり、水が流れ、パイプオルガンが鎮座し、そして、十字架がほとんどどこにもありません。
前述の大聖堂が見せる様式美とは対照的な自然の美しさがまず気に入りました。そしてまた、神様の自然に守られている聖なる場所でもある、ということを感じ、たいへんやすらげる場所だと思い、予定外に長居してしまいました。
私が聞いた話では、フィンランドでの宗教(ルーテル教)っていうのは、日本の宗教人口が、データブックでは神道と仏教となっているけど、その実際は冠婚葬祭がなんとなく仏教…というコトなのと同じ程度の宗教ぶりだそうで。
こういう教会を作れるのは、そういう国ならではなのではないかと思っています。
2009/1/12追記
有田昌史 for coccaのテキスタイル、”Temperament Series for cocca”、本を重ねたような金管楽器のようなオーロラのような…のそのステキな図案は、この教会で得たインスピレーションを着想のきっかけにしたそうです。なんか、嬉しい。
テンペラメントという名前もテンペリアウキオと似ていますね(語源、同じ?テンペリアウキオってどういう意味なんでしょう…)。
- 原題: Temppeliaukion kirkko
- 地域: フィンランド
- 画像は絵はがきをスキャンするまでリンク先でお楽しみください
- 2009/01/12更新
- 2002/07/27登録
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最新コメント5件
2002/07/27
スズキシゲオ 昨日アールト展観たばかりなのでフィンランド熱が。。。
ござーる 丁度金曜の夜礼拝の前で、そのご婦人にも「ご参加されたらいかがですか?」と誘われたのですが、スオミ語で礼拝聞いても分からないし…(大汗)、礼拝の直前くらいに失礼してきました。それにしても、市内の住宅街のど真ん中に忽然と盛り上がっている(笑)ので、ロケーション自体だけでもかなりインパクトあります(^^;;)。
vlayusuke リンク先拝見しました。光の使い方がいいですねぇ。行ってみたいのぉ・・・。
ござーる 雪の中もまた風情ありですね。ある意味「かまくら」状態ですが(笑)。
2002/08/04
由香 ああ!昨年北欧を旅した際に訪れ、いたく感動しました。教会建築といえば威圧的なゴシック様式がまず浮かびますが、テンペリアウキオの逆転の発想的半地下構造、のどかなフォルムに宿るユーモアと聖性、岩盤とガラスの見事な使い方・・・忘れられません。
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