マーラー「千人の交響曲」*交響曲第8番変ホ長調
半世紀来マーラーを聴いているのだが、恥ずかしながら8番がゲーテ「ファウスト」を下敷きにしているとは昨日まで知らなんだ。
というのも、昨日たまたま我がビデオHDD常駐のゲルギエフ× ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団を聴いて(今更ながら)感激し、ウィキして初めてこの曲が次のような構成であることを知ったからだ。
第1部 賛歌「来れ、創造主なる聖霊よ」
第2部 ゲーテの『ファウスト』第2部から最後の場
そこで、ファウストとはいったい、どんな物語なのかが問題になり、何事もネット検索しないと気が済まなくなった俺は検索する(そして検索しただけで気が済んで原作を読むなどそれ以上の努力を怠るのだ)。
で、検索した中で最も手短で簡潔な物語紹介がなんと、量子論と複雑系のパラダイムというHPの中にあるファウスト(ストーリー)だ。そこから、ファウスト第2部のストーリーを転載させてもらう。
その後もメフィストの手助けにより絶世の美女やすべての富を手に入れたりするが、年をとらない彼の前では、女性の美しさなど一瞬のもので、富も意味をなさないことを知る。後に残ったのは、年をとらないが故の永遠の苦しみだけだった。ある日、波に洗われる荒涼とした海辺の土地を眺めながら、民とともに荒れた地を整え、世界を作り治すことを思いつく。
この天地創造にも似た事業に生き甲斐を見いだしたファウストは、「日々、自由と生活のために戦うものこそ、自由と生活を享受するにふさわしい」と悟り、ついに、「この瞬間よ、止まれ、おまえはいかにも美しい」と<<満足>>することができる。賭に勝ったメフィストフェレスは彼の魂を地獄へ連れ去ろうとするが、天国から来たグレートヒェンの願いが聞き入れられ、ファウストは天使達により天国に導かれる。
ファウストとは、つまりは、知識も名声も富も美女も手に入れた男が世界への愛に目覚める物語なのだ。そして、愛をひとことでいうならば「この瞬間よ、止まれ、おまえはいかにも美しい」なのだ。<矢沢永吉「時間よ止まれ」はファウストから生まれたのだろうか>ちなみに、このファウストとマラ8との関係を非常な熱意をもって探求されたページがある。
ということで、また、マラ8を聴いている。これからはこのキーワードを再読しながら再聴できるぞ。
- 商品名: 千人の交響曲*交響曲第8番変ホ長調
- 価格: ¥3,360
- 出演: モーザー(エッダ)
- 販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック
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- 2008/05/28更新
- 2008/05/28登録
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バーンスタインのマーラー「千人の交響曲」
- クラシック音楽ぶった斬り | Tracked: 08.6.16 12:33 am
堂々とした風格と共に高まる終結部の「神秘の合唱」は、聴く者を恐るべき感動の渦に巻き込むに違いない。
バーンスタインのマーラー交響曲第5番
- クラシック音楽ぶった斬り | Tracked: 08.6.11 12:53 am
バーンスタインは、この曲のもつさまざまな情感を、スケールの大きな表現で描き出していて、一種異様な熱気をはらんだ演奏となっている。
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