クライニチヨウビ
暗い日曜日
甘さとせつなさの絶妙のバランス、というのは、劇中メンデル嬢が「暗い日曜日」の演奏を聴いて評した言葉だけれど、この映画自体もまさにそんな感じ。
1930年代末のブダペスト。聴く者を自殺へと誘う奇妙に魅惑的な曲「暗い日曜日」を基調に繰り広げられる、女ひとり男ふたりの不思議な愛の共有関係。陰鬱な時代背景のもとで、徐々にその愛も破局に向かっていく―。
ブダペストの街並み、ヒロインが手に抱く花の色の鮮やかさなど、色彩的にも美しい。ラストも絶妙です。
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