ムカシノキモノニオシエラレタコト
昔のきものに教えられたこと
著者は昭和2年に、奈良で 代々藩の御典医を努めた家に生まれました。
二十日置きくらいに大阪から、何軒かの呉服屋の番頭さんが つづらに風呂敷という大荷物で、自宅へ外商に訪れたと書かれています。
自宅座敷で親戚の女性達が品定めする様子を、小さい頃から楽しみに眺めていたそうです。
そうやって着物を見る目が、自然に育ったようです。
また若い頃には、百貨店の呉服売り場に勤務した経験もあり。専門家たちから色々な知識を吸収したようです。
そんな著者の着物に関する感性は独特で、面白い物があります。
例えば長襦袢。八掛け(裾回し)用の絹地2枚を同色の濃淡で染め。片身替りで1着の長襦袢に仕立てるのです。(ただし、単仕立てで 衿は別布。)
と言うのは、長襦袢は上等な生地ほど 汚れ易く、重いためほこりを吸収し易いのだそうです。
その点、裾回しの生地は 軽くてほこりが付きにくい、しかもお安い、軽くて裾さばきが良い。なかなかの仕上がりだったようです。
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- 商品名: 昔のきものに教えられたこと
- 価格: ¥1,890
- 著者: 石川 あき
- 出版社: 草思社
- 発売日: 2006-03
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- 2008/06/02更新
- 2008/06/02登録
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