ホンゴウミツル・ハラケイイチ
本郷みつる・原恵一
少しの間「宮崎駿」というキーワードでいろいろ言いたいことを書いていた。それを削除した今となっては、それに対するカウンターとしてはこのキーワードを登録して置かねばならない。
というわけで本郷みつると原恵一である。このお二人はともに劇場版クレヨンしんちゃんシリーズの監督さんである。本郷氏は「ヘンダーランドの冒険」までを担当。それからは原恵一氏が監督を務めている。
宮崎氏に対する僕のある意味屈折した感情は、ひょっとしたらこの人達が世間で認められないことに始まるのかも知れない。劇場版クレヨンしんちゃんシリーズは93年からスタートしているが、それから上映されたどのジブリアニメより劇場版クレヨンしんちゃんシリーズの方が良くできている、と断言できる。
この人達の作品では、アニメが本来子供向けであることと、付き添いに来た親御さん達を楽しませるという最近のアニメ(特にジブリ作品)でよく言われていることをもっと高いレベルで達成している。そして、このシリーズのメッセージ性は変に環境問題なんかに行ってしまうことは無く、少し苦みを残しながらそれでも元気が沸いてくる方向に持っていってくれる。これは普通に凄いことなのでは無いでしょうか?
本郷作品では「ヘンダーランドの冒険」、原作品では「モーレツ!オトナ帝国の逆襲」をベスト作品として上げておきます。
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コメント (6)
最新コメント5件
2002/07/29
多村栄輝 本郷・原両監督が読んだら困惑しそうな話ですね(^^;) 二人の仕事がすばらしいのは本当そのとおりですが、なにもその裏返しで宮崎駿を攻撃しなくても(^^;) ようするにMattyanさんは、「お前ら宮崎マンセー、ジブリマンセーと言う前に、こんなにスゴイ作品もあるんだからちゃんと観ろや」と言いたいわけね。でも安心して。彼らはまだ若い。これからもっとスゴイ作品を作り続けて、世間の評価を塗り替えていくことができます。年末に『オトナ帝国』がDVD化されるから、それを契機に他の作品もDVD化されるといいなぁ。
にしざと 「アニメが本来子供のためのもの」ってのは宮崎駿の口癖ですね。作品が子供向けかどうかは別にして。
2002/07/30
ともちゃん 本来アニメというのは実写じゃ表現しきれないメッセージを解りやすく表現したいから生まれたモノで、
作者のメッセージが頭の中でしか描けなかったモノを視覚的にするこどで万人にメッセージが伝えられる。
だから子供がみても理解できるというので発展していった文化だと思う。
そういう意味で「アニメが本来子供のためのもの」って言うのは正論だと思う。
アニメーションにすることによりまず子供が興味をもってくれるので、
そこでそれぞれ監督さんなり脚本家なりがメッセージをぶつけてくる。
一番子供に伝えたいことがある作品だからこそアニメーションという技法をとっているのでは?
(ジブリやクレヨンしんちゃんなどは一番のターゲットは子供でしょう)
別に子供の為に作った作品といって大人がアニメーションを見てはいけないと言うのではなくて、
大人にだって子供のような気持ちはあるしアニメを見ておもしろいと感じたり感動したり
作者のメッセージが伝わってくる。
「アニメが本来子ども向け」と言われて「アニメーションに対する偏見」と考えてしまうのは良くないなぁ。
いいじゃん子供向けを大人が見たって。大人だからこそいろんな事をくみ取れるのだから…
ともちゃん アニメも特撮も本来は万人にメッセージを伝えられる技法なので誰向けという事はないでしょう。しかし日本のアニメやディズニー何かはターゲットを子供にしたからこそ発展していった文化だと思うのです。ガンダムも子供がプラモデルを買ってくれたからこそあそこまで発展したのでしょう(この場合は作者の意図とは反しますが)。宮崎駿もウォルトも子供に伝えたいって気持ちが高いと思います。スピルバーグだってETを作り直す時に「一番に子供にみてほしい、でも悪影響だから」と銃をもっているシーンをわざわざ無線機に変えたぐらいですから。「子ども向け」という言葉に語弊があるのならば一番に子供に見てほしいモノではないでしょうか?
2002/08/02
H/de. そもそも「クレヨンしんちゃん」そのものが「子供向け雑誌」に連載されてません。
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