タンテイプレイ
探偵プレイ
あなたは、こんなことありませんか。
・朝のニュースで「遺体発見当時、ドアや窓は閉められており、警察では自殺の可能性を…」などという報道を見ると、飯茶碗持ったまま、「違うって!それ密室殺人ダヨ!」とつっこんでしまう。
・食事をしているとき、自分はナポリタンを注文したのに、伝票は「タメ -」とかいう、謎のサインが書かれていて、なんでこんな略号なのか、横の印は何なのか、とかいうことが、すごく気になる。
・和泉元彌のヘリ大移動を見て、ワイドショー的な興味よりもアリバイトリック的な興味が先行し、新幹線や在来線を使って同じことができないか、慌てて時刻表を調べた。
3つのうちふたつ以上当てはまれば、あなたも立派な探偵プレイヤー。
*
日常の中にミステリ的事物を発見すること。
それが探偵プレイであります。
*
なぜ、人はミステリを読むのか?
いっときの、驚きや興奮は、忘れ去られてしまうし、だいいちそんなもの、個人的な体験に過ぎない。
だとすれば、読むという行為は、現実の中にミステリを発見し、現実を読み替えるための、共通語彙をストックする作業に、ほかならない。
「自殺ではない! これは、密室だ!」そう確信した瞬間、世界がミステリのページの中に流れ込み、わたしの影法師が探偵となり、灰色の脳細胞は猛烈な勢いで活動を始める。
密室!
暗号!
交換殺人!
擬装死体!
陰謀!
ニコチン付きコルク針!
薔薇十字!
読者の(作者ではないぞ)持ちネタが増えれば、世界はそれだけミステリに近づいていく。
いかがですか。
(って言われても)
*
プレイのための参考図書など。
・デクスター「モース警部シリーズ」
・ケメルマン『九マイルは遠すぎる』
・西澤保彦『麦酒の家の冒険』
・三谷幸喜『ラヂオの時間』(かな?)
安楽椅子探偵タイプなら全てオーケーなのではなく、読者を置き去りにしないようなの(いきなり探偵が「ある1点を除いてわかりました」とか言いださないようなやつ)がベターです。おすすめあれば教えてください。
- 2002/08/17更新
- 2002/07/31登録
- 3363クリック
このキーワードを共有する
-
トラックバック(0)










