渋滞学 (新潮選書)
蟻や車などの列を作る動物や乗り物の動きについての研究
渋滞がなぜ嫌なのかという心理的なフィードバックについて語らない
ASEP(非対称単純排除過程)という,箱と石を使ったモデルを使って,計算機で模擬できることが素晴らしい。
今の渋滞学は,列や環以外に,もう少し複雑な構造,計算機や人のネットワーク(スケールフリーネットワークやスモールワールド)へ応用できるかを研究しているとのこと。
読後の感想として,上の研究が成功すれば,たとえば,情報を独占する人が利益をえる(情報の渋滞)を軽減したり,日常生活の過度のストレスを軽減することを,インフラやシステムに組み込めそうだ。ぜひ続けてほしい。
2008.06.23 追記
ダンカンワッツ著のスモールワールドを読み返したら,セルオートマトンに関してもうすこし詳しい説明があった。遺伝子アルゴリズムを用いると,ネットワークについても解析できるだろうとのこと。
- 商品名: 渋滞学 (新潮選書)
- 価格: ¥1,260
- 著者: 西成 活裕
- 出版社: 新潮社
- 発売日: 2006-09-21
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- 2008/06/23更新
- 2008/06/21登録
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