ゲイリー・ファー/ストレンジ・フルーツ
アシッド・フォークというのは都合のよい言葉で、どろーんとした生ギターでなよなよやってれば、アシッドっていやアシッドと思えなくもなく・・・。まあそのへんは聴く方が補えばよい部分もあり、しかし名盤というのは、やっぱり太い骨が必要なのである。そして、ゲイリー・ファーの1971年のブリティッシュアシッドフォーク/スワンプの名盤として名高いこのアルバムは、数少ないまさにホンモノ。もともとはヤードバーズを猛追するようなR&Bバンドをやっていただけのことはあり、瞑想的なドローン感の中にたしかに南部音楽への憧憬も伺えます。
リチャード・トンプソンも素晴らしいギターでサポート。ジャケットの酩酊感もあってオリジナルはかなりのレア盤で価格も高騰していますが、ついに再発されたので、これも手に入れるなら今のうち、ぜひ。
- 2008/06/30登録
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