モノガタリショウヒロン
物語消費論
80年代末に書かれた大塚英志の消費社会論。ビックリマンチョコは仮面ライダースナックのようにテレビ番組などの背景がなく、シールひとつひとつに書かれた断片から背景にある大きな物語を消費者が構築するという新しい消費形態で成功した。
大きな物語を直接提供するのではなく、その断片としての<モノ>を見せかけに消費してもらう。または同人誌のように、ある作品によって提供された世界に対して消費者が物語を提供するというモデルは、インターネット時代になった現在、ますます興味深い。
ビックリマンチョコはたしかに神話的世界観がカッコよかった。でもチョコレートを捨てはしなかったなぁ。あれってけっこうおいしかったと思うんですけど。
大塚英志といえば、最近笙野頼子と論争してましたね。『不良債権としての「文学」』は別のところからもいろいろ批判されてるようだし。
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