じごくのもくしろく
地獄の黙示録
本当に死体があるんではないか?と騒がれたシーンがものすごく有名だし、ヘリコプター部隊がベトコンに襲撃をかけるところで、ワレキューレの騎行を大音量で流しながら突撃するシーンも有名だし、その撮影の過酷さで逃げ出した俳優もいるというのも有名。
内容は言うまでもなく、ただ、淡々と川を下ってカーツ大佐の王国を訪ねる途中で、サーフィン狂のキルゴア中佐などに出会ったりするという、ある意味旅行記みたいな映画。しかし、その先々でウィラード大尉が見る、ベトナム戦争の凄惨な模様を衝撃的に且つ日常的に描いたもの(だと思う)。
マーティン・シーン演じるウイラード大尉の「正常」が、マーロン・ブランド演じるカーツ大佐(これは見ものだ!)の「狂気」に交わるときに、人間の『真の狂気』の姿が浮かび上がってくる。
フランシス・コッポラ監督の最大の傑作であり、一番の失敗作だと思う。
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