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カーカス / ハートワーク

Carcass / Heartwork

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93年作品。デス・メタル/グラインド・コアという特殊カテゴリーであるにも関わらず、へヴィー・メタルファンにそのジャンルを認知させたカーカスの4thアルバム。そのアプローチは圧倒的にへヴィー・メタル寄りでいてデスの韻を踏んでおり、畏怖と畏敬が入り混じった驚異の名盤として広く親しまれている。

カーカスは87年にナパーム・デス(カテドラルのリー・ドリアンも在籍)に在籍していたビル・スティアー(g)を中心に結成。とことんまで突き進むグラインド・コアのサウンドと、グロテスクで医学知識のような歌詞が強烈なインパクトを残す『腐乱屍臭』でデビュー。89年にビルはカーカスの活動を専念することに決め、ナパーム・デスを脱退した。翌90年にはマイケル・アモット(g)を加えサウンドを発展。へヴィー・メタル的様式美を加えた『屍体愛好癖』(これまたスゴイ邦題だ。。。:91)をリリースし、デス/グラインドファンを唸らせた。

『ハートワーク』の素晴らしさは、これまでの状況を素朴と感じ、さらなる革命を願った彼らの姿勢にあるだろう。彼らはアルバムごとにステップアップをしていったが、それらは明らかに意図的であり、彼らはさらなる快楽にふけるための準備を怠らなかったのだ。破壊的なドラムとベースに叙情的なギターフレーズを載せこみ、それをさらに汚すようにたたきつける歌詞を用意する。だが、トータルでは美しい作品を仕上げ、鎬を削るように演奏をする。正直、彼らに僕は心がゆれた。普通に音楽を聴く人間をも確実に魅了してしまうマジックをこのアルバムには感じたし、デス/グラインドというアンダーグラウンドミュージックを言葉とイメージだけで片付けるにはあまりにも早計だったと後悔もした。

劇的なギターワークを披露したマイケル・アモットはこの後、現代メロディック・デスの教祖ともなるアークエナミ-を結成。カーカスサウンドを踏襲しながらも見事な新境地を開いたのはいまや有名な話である。本体カーカスは5thアルバム『スワンソング』(96)製作中にビルが脱退、そのバンドの人生をカーカス(死体)とした。現在は、残り3人がカーカスサウンドを継ぐ、ブルータルなバンドで活動を続けている。

Carcass / Heartwork

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詳細情報
  • 価格: 2330円
  • メーカー: トイズ・ファクトリー
  • 年(代): 1993年
  • 団体名: カーカス
  • 2002/08/05更新
  • 2002/08/05登録
  • 3809クリック

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コメント (2)

2002/10/03

pop★ 自分はheartwork epの方が好きです。

less マニアックですね~(笑い)

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