ヴァシュティ・ヴァニヤン/ジャスト・アナザー・ダイヤモンド・デイ
伝説の・・・なんて形容は、自分の表現力のなさを補うとき以外には使うべきではないと思います。ヴァシュティ・ヴァニヤン1970年のアルバムは、この後馬車にのって、忽然と旅に出てしまった彼女の残り香のようなダイヤモンドダストのかがやきによって、のちの何十年にも渡り、ささやくように思い出されてきた一枚。
デビューはなんとアイドル然としたジャガー/リチャードのペンによるもの。しかしここではまったく独自のトラッドをくもりぞらのしたのかげろうのように歌っていて、ささやかで神秘的なしあわせの余韻を響かせています。
最近になって劇的なカムバックを遂げ、ぼくは見ていませんが、来日公演までしたということです。ということで関係ありませんが、今後、「名盤」という二文字を使わずに、名盤について書く、というのがぼくのテーマです。
- 2008/07/16更新
- 2008/07/16登録
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