宮下公園大規模改修計画
ナイキ公園
東京・渋谷の宮下公園が大規模なリニューアル工事により、スポーツ公園として生まれ変わる。
ナイキジャパンが総事業費4億5000万円を負担して、現在あるフットサルコート2面のほか、近郊の美竹公園からジョーダンコートを移設し、スケートパークやオープンカフェが新設される予定だ。また、渋谷区が公園のネーミングライツをナイキジャパンに年間3000万円(5年契約=予定=)で売却することから、名称も「ナイキ公園」と改められる。
ストリート・ムーヴメントをリードしてきた渋谷だけにオープンが待たれる──ということになりそうだが、そこまでナイーヴにはなれない。この計画が明るみになったこの春以降(2008年)、各方面から反対の声が上がっている。
公園の利用者は、フットサルやスケートボードのプレイヤーばかりではない。いこいと散策の場であり、集会の場であり、一部の人にはねぐらでもある。しかし、ナイキは完成後には敷地をフェンスで囲み、使用料をとって運営費にあてるという。公共施設が、商業スペースになるわけだ。
また、区はすでに公園の樹木の伐採に3000万円の予算を計上、今年度中には駅周辺に残された貴重な緑陰が失われることになる。そして、これらすべてが区議会に諮られることなく、桑原敏武区長と一部区議により推進されてきた。
財政の豊かな渋谷区がなぜ区立公園を企業に売る必要があるのか、という声もある。ここでも、「民間でできることは民間に」という悪しき新自由主義か──。この区は2年前にも、渋谷公会堂をサントリーに売って「渋谷C.C.Lemonホール」にしてしまった。
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コメント (7)
最新コメント5件
2008/07/22
島崎丈太 そういえば、私はナイキ製品を身に付けたことは大学以来25年、無いですね。(割と偶然ですが) 今後はしかし、意志的に身に着けないようになると思います。
2008/09/13
zeek21 >敷地をフェンスで囲み、使用料をとって運営にあてる・・・これってちょっとおかしいと思うんですけど、アリなんですかね。とかいう、僕はナイキばっか持ってるんですけど。
島崎丈太 公園というのは、公(おおやけ)に開かれた園(その)だから公園なので、これではナイキ遊園地ですね。しかし、渋谷地元民からは、ホームレスを排除出来るのを歓迎する、というような コメント群も出ているようで、(ナイキのサクラかも知れませんが)なかなか難しい問題ですね。 NIMBYだけでは社会は幸せになれないと思うのだけれど。
2008/09/21
四月の旅人 こんなアイデアもおもしろいのかもしれません。が、公園の管理を民間移譲することとホームレス対策は、そもそも別次元の問題ですね。高いフェンスに囲まれた公園と、その中のお仕着せのコートでスポーツを楽しむ若者たちの姿は、どこか“ゲットー”を思わせます。それ以外の利用者を公園から、街角から若者たちを公園へ、二重の意味で排除している気がします。
島崎丈太 四月の旅人さんがリンクして下さったアイディアに類似した書き込みが、私の見たコメント群の中にもありました。 地元民らしき人の悲しくなるような利己的発言もありましたが、リンク先のアイディアは興味深いですね。
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