ワタシノオトコ
「私の男」 桜庭一樹
第138回直木賞受賞作品。
図書館にて予約して三ヶ月待ってようやく読む事が出来ました。
結構皆さん予約されている本です。
作者の名前が男性みたいですが、女性と言う事に驚かされます。
久しぶりに没頭してあっという間に読みました。
きっと読んで気持ち悪いと思う方は多いかもしれません。
私は悪趣味なのかしら~!?
すさまじい近親相姦の話です。
時間が後退していく描写形式はとても新鮮でした。
読者を迷わす人間関係は奥深さを感じました。
「腐野淳悟は、わたしの養父だ。震災で家族を亡くした小学四年生のわたしを引き取って育て始めたのは、十五年も前のこと。そして、今ではわたしは二十四歳になって、明日、結婚しようとしている。あのとき、どうして腐野淳悟は、わざわざ面倒な子供を引き取ろうとしたのかはわからない。淳悟という男の選択も、行動も。ただ、確信できているのは、雨のような匂いのするこの養父こそが、まぎれもなく、私の男だということだけだった……」
震災孤児となった花と、彼女を引き取って父となった淳悟の情愛を描いたお話です。
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