広告でエコ?
「エコ割」 「Eco出張」に「エコドライブ」、はては「IT、で、エコ」 「エコ・プラン」まで、広告はさながら“エコ”ブームだ。ひと頃の「スロー」や「LOHAS」などイメージ先行のワードではなく、ストレートに表現したいという現場の余裕のなさが見え隠れする。
その“エコ”にも首を傾げたくなるものが少なくない。地球環境について真剣に考えたものというより、CO₂削減が単にコストの低減につながるとの訴求が多い。発表されている数値そのものにもからくりがある。
もう10年も前になるが、プリウスは世界初の量産ハイブリッドカーとして鮮烈なデビューを果たした。キャッチコピーは「21世紀に間にあいました」。キャラクターとして、アトムファミリーが起用されていた。
その後、北米と欧州で相次いでカー・オブ・ザ・イヤーを受賞。同時受賞は日本車として初めての快挙だった。今や地球環境への意識の高い欧米のセレブたちのステータスシンボルとなり、こちらでふれたようにレオナルド・ディカプリオをはじめ多くのハリウッドスターがレッドカーペットにこのクルマで乗りつけてくる。
そのトヨタが「エコ替え」──「まだ使えるけど省エネのほうに替えよう」「まだ乗れるけど低燃費のほうに替えよう」。はい?と疑問に思った方も多いだろう。買い取った“高燃費”“高CO₂”のクルマのほうはロシアや東南アジア、南米に売りつけて温暖化に拍車をかけるつもりだろうか。
しかし、もっとひどいのはこちら。別にエコを謳っているわけではないが。「もうひとつ、地球をつくるとしたら」。ひとつしかないかけがえのない星だからこそ、全世界で多くの人びとがその環境を何とか守ろうと知恵をしぼっているのではないか。
2007年の社名変更以降のキャッチフレーズらしいが、社名が横文字になっても社風はすぐには変わらない。IHIは「チーム・マイナス6%」にも参加している。
- 2008/08/03登録
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コメント (10)
最新コメント5件
2008/08/06
四月の旅人 そうそう、電気事業連合会のテレビCMもありました──「風力、太陽光発電はもちろん、原子力発電も発電時に、CO₂を出しません。」おいおい。ほぼ破綻しているプルサーマルで使用するプルトニウムの半減期は2万4000年(!)。どこまでツケを残すつもりでしょう。
糞袋 いつでしたか、世界的な環境問題の会議上で、ローティーンの女の子が「大人たちよ、どうしてもとにもどせないことをするのですか、やめてください」という意味の意見発表をしたことがあったのを思い出しました。・・・一言もない、そんな心境にさせられました。(いまでも!)
四月の旅人 それは、こちらのことでしょうか。彼女も今やすっかりオトナになって、妻が留学していたことのあるUVICの大学院で学んでいるようです。昨年、来日しました。
糞袋 びっくり。そう、その方です!・・・セヴァン・スズキさんも勿論すごいですが、四月の旅人さんもスゴイと思いました。もやもやを晴らしていただいてありがとうございます!
2008/08/08
四月の旅人 恐れ入ります(汗)。ふだん不規則極まりない生活をしていますので、プライベートくらいはオーガニックを意識した地球にやさしいライフスタイルを心がけております。しかし・・・この季節、エアコンは必需品ですし・・・大汗。
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