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多田等観 『チベット』 (岩波新書)

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ダライ・ラマ13世に寵愛され10年間チベットに滞在。チベット仏教の真髄を学び、チベット仏教最高の学位を授かるとともに、帰国時には門外不出の「デルゲ大蔵経」を始めとする2万4千冊余のチベットの文献資料を与えられた。河口慧海と並ぶ最高のチベット仏教学者の一人である著者が、現地で見聞したチベットの地理風俗、政情を活写した貴重な書。初版は1942年(昭和17年)。1982年(昭和57年)に岩波新書特装版として復刊して以降長らく絶版だったが、今年、2008年(平成20年)7月に復刊された。

多田等観が渡った20世紀初頭のチベットは、すでに中央アジアの覇権を狙うイギリス、ロシア、中国(清朝、中華民国)といった列強、大国の狭間で翻弄されていたが、まだチベット仏教に根差した独自の文化が息づいていた。20世紀後半に中華人民共和国による武力侵攻と文化大革命による徹底的な破壊を蒙る前のチベット文化を知る上で貴重な一冊。

多田等観 『チベット』 (岩波新書)

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投稿者:
甲斐駒
詳細情報
  • ISBN: 4-00-400028-9 C0225

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  • 発売元: 岩波書店
  • 価格: 777円
  • 2008/08/03登録
  • 338クリック

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コメント (2)

2008/08/03

雲衣。 昨2007年には『多田等観全文集』が出ています。戦前の日本人のアジア観がかなり露骨でなかなか面白かったです/笑。

甲斐駒 世話したチベット人留学生に請われて渋々インドまで同行したことが、チベットへ分け入るきっかけになったなんて、河口慧海とは対照的です。多田等観のそんな、どこか飄飄とした生き方がなんとも魅力的です。写真に見る姿もどこかクールです。

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チベットのポワ(ポア)と鳥葬

  • 翻訳blog | Tracked: 08.9.13 11:41 pm

 命終の時には、一般の民家でも同様に、直ちに祈祷僧を招いて祈祷を乞う。そしてポワ

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