スズキ ジェンマ
人の名前じゃないから。
厳しい駐輪規制と増えない駐輪場、エコに圧された排ガス規制と伸び悩む電気バイク市場(≒開発技術)、自動二輪に乗るそもそもの地域特性の違い、加えてガソリン料金の高騰などなど「バイク好き」(※ここで言う「バイク」とは自動二輪車のことを指します)には住みにくい世の中になった。と思う。私も流行りというか、取り回しの楽さで最終的にビッグスクーターに乗っていたものの、上記の規制や諸般の事情で手放すことに。それを追いかけるかのように、ビッグスクーター市場も盛り下がってきた。
というこの時期に、スズキが強烈なビッグスクーターを出してきた。という評判を聞いて、オフィシャルサイトへ行ってみて吃驚。確かに強烈。メーカー側は「未来」を殊更強調したいようだが、未来好きの私から言わせれば未来というよりは明らかな「異端」であると言ってもいいんじゃないか。いい意味で。別のメーカーもタンデム(二人乗り)スクーターを意識して出したこんなのもあったが、こちらはこれまた他社のこちらを意識していた感があって、今ひとつ突き抜けたものを感じなかった。それでも、好きな人はいるだろうから、まあそこは個人の主観ということで流していただきたいのだが。
ところが、このジュリアーノじゃなくてジェンマは、もう「月周回衛星「かぐや」を応援しています」というあたりからして異端だ。いや、異端というよりは「異世界の乗り物」と言ったほうがいいかもしれない。いい意味でね。飽くまでいい意味で。「刀」とか出すメーカーだから、特に驚きはしないけど。なんかもうビッグスクーターっていう乗り物じゃない気がする。ちょっと楽しそう。流行るかどうかは別として。
※特設サイト(のポータル)|ニュースリリース










