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Frédéric Bazille: L'Atelier de Bazille, rue de la Condamine

若き“印象派”を支えた夭逝の画家

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1874年モネが第1回印象派展に出品する作品に、ゴッホの弟テオが『印象・日の出』というタイトルをつけるより10年以上前のこと──。画材一式を背負ってフォンテンブローの森をめざす、4人の若者の姿があった。シャルル・グレールのアトリエでいっしょだった彼らは、それまでの神話や古典をテーマとした作品ではない、新しい表現を見出そうという熱い想いでいっぱいだった。

4人とはクロード・モネ、オーギュスト・ルノワール、アルフレッド・シスレー、それにフレデリック・バジールである。

バジールは1841年、南仏モンペリエでワイン醸造を家業とする名家に生まれた。パリで医師を志すも挫折し、この頃には画家として生きることを決意。一方で、明晰にして裕福な彼は、まだ何の実績もない若い仲間たちを精神的、金銭的に支えてもいた。

プロレタリアートの出で、絵の具さえ買えなかったというルノアールを助けるために、自分のアトリエに同居させる。また、カミーユとの結婚で実家からの仕送りを止められ困窮したモネのためには、彼の作品『庭の女たち』を当時としては破格の2,500フランで買い取ってもいる。

ちなみに1921年、フランス共和国はモネの元に戻っていたこの作品を20万フランで買い上げている。

1870年、普仏戦争が始まる。モネは兵役を逃れるためにロンドンへ。シスレーはもともと英国人だ。徴兵を拒否することもできたバジールは志願して、ルノアールとともに従軍する。愛国心からか、友情か・・・しかし、パリに戻ったのはルノアールひとりだった。享年29歳。

画像は、同じ年に描かれた彼の作品『ラ・コンダミス街のバジールのアトリエ』(オルセー美術館)。

中央の長身の男性がバジール。彼の作品を見ているのがマネ(右)とモネ(左)。階段の下に座っているのは、作家でドレフュス事件を“弾劾”したことでも知られるエミール・ゾラ。彼に話しかけているのがルノアール。そして、右側では、彼らの友人で好事家のエドモン・メートルがピアノを弾いている。

中央にバジール・・・。

若き“印象派”を支えた夭逝の画家

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四月の旅人
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