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地球でいちばん幸せな場所 (Stephane Gauger: Owl and the Sparrow)

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両親を亡くし、叔父の工場で働いていた10歳の少女トゥイはある日そこを飛び出し、たったひとりでホーチミンへやって来る──幸せを探して。

『地球でいちばん幸せな場所』は、ホーチミン生まれで米国育ちのステファン・ゴーガー監督の長編映画デビュー作。熱気と喧噪に満ちたベトナム最大の都市を、手持ちカメラの映像で“神話”の生まれる場所として描き出した。

東南アジアの大都市はどこもそうなのだろうが、初めてホーチミンを訪れるとその騒音の凄まじさに驚かされる。片側1車線の道路でもバイクが数台並走しながら、クラクションを鳴らし合う。ほとんどあいさつ代わりだ。2人乗りもあたり前。そこに、クルマとシクロと自転車が参戦する。

そして、街角には花を売る子どもたちの姿もあった。私たち日本人は、どうしても不幸な生い立ちを思ってしまうが・・・。

明るく賢いトゥイは、花売りを始める。そして、寂しそうな2人の男女と知り合いになる。フライトアテンダントのランと、動物園でゾウの飼育係として働く青年ハイ。一輪のバラがきっかけとなった出会いは、愛でも友情でもない、家族とも違う“幸せな関係”を紡いでいく。

主人公トゥイを演じるファム・ティ・ハンも映画初出演。オトナになっても、いくらお金があっても、大切な人がそばにいなくちゃ、幸せになれないんだ。どんな逆境にもへこたれない彼女のパワーと笑顔が観る者に勇気をあたえ、上質なハートフルストーリーに仕上がっている。

地球でいちばん幸せな場所

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四月の旅人画像 投稿者:
四月の旅人
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