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現代詩の難解性をめぐって

鮎川信夫の詩論。
朝日新聞への投書「詩人の反省を望む」に対する回答が述べられています。現代詩文庫『鮎川信夫詩集』に収録。

要約しますと、

投書:
難解で虚無退廃のにおいの強い詩が巾をきかせているのはどうしたことか。これは孤高を好むが詩人と錯覚している詩人たちの独善的態度によるものだ。詩が一部特定の人たちの雲上のニジであるかぎり、われわれ国民大衆とは遠い無縁のものとなり、ひいてはこれからの文学的存在価値を薄弱なものにする恐れがある。

鮎川信夫:
難解だから一般読者に無縁だと考えるのは本末転倒である。よいものは難解でも理解されてゆくもので、最後まで理解されなかった作品は、単に重要な作品でなかったからだ。だれにでもわかりやすいことを第一条件にしたら、詩は小中学校の唱歌か、流行歌のようなものになるだろう。われわれが詩に求めるものの複雑さを考えたら、詩の種類も豊富なほうがよい。国民大衆を第一とする社会はよい社会だが、他に害を及ぼさない少数者の楽しみのことも考えてやれる社会は、さらによい社会といえよう。

もっともな意見です。

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投稿者:
yatsu
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  • 人名: 鮎川信夫
  • 2002/08/09登録
  • 1690クリック

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コメント (3)

2002/08/10

パチパチパチ(拍手)。

Poughkeepsie 詩のボクシングで谷川俊一郎に「ねじめ、じめじめ、生娘、手込め」とやられた「あーちゃんは!あーちゃんは!」の正一ちゃんは?論外?>スミマセン自主退場。

それも、と、これも、とですよね?金子みすゞで言えば「みんな違って、みんな良い」。

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