斎藤真一
先日デジタルカメラで撮った写真を整理していたら知らない部屋の写真があり、一瞬、どこだ?と思ったのは、この人のアトリエの写真だった。
祖母が亡くなった関係で一昨年は何度も山形に行った。それで、叔母に連れられて天童・出羽桜美術館へ行ったのですが、隣にある分館の斎藤真一心の美術館のインパクトが大きかった。
瞽女(ごぜ)さんを描いた一連の作品。越後瞽女日記。
瞽女さんというのは盲目の女性旅芸人で、何人かの瞽女仲間で連れ添い三味線を抱え唄を唄い旅をしていたのだという。
まず瞽女さんという存在を知らなかったので、とても驚いた。目の見えない人同士が集まって旅をする、というのが考えられないことだったので。なんて厳しい旅だろうかと思う。
絵は人間の青い顔と陽の光のべっとりとした強い赤色のコントラストが印象的。
雪景色の中を並んで歩く瞽女さんの後ろ姿がなんとも。
スキともキライとも思えないけれどやはり心にひっかかる絵。
二階は屋根裏のようなかんじだったかな?天井の低い部屋で絵の位置がとても低い。屈んで見るかんじ。
それから斎藤氏のアトリエを再現した部屋があった。これが前述の部屋。
コンパクトで素朴な作業スペース。
・斎藤真一心の美術館
・斎藤真一 経歴
余談だけど鈴木清順のツィゴイネルワイゼンで麿赤兒が盲目の旅芸人を演じていた。あれはたしか妻と弟子の三人組だったけど。3人とも目が見えないので縄で繋がって歩いていたような気がする。10年近く前に見たのでよく覚えていないけど…
あ、そういえば前に高橋竹山(ちくざん)という人の三味線のレコードを聴いたことがある。この人も盲目の旅芸人だったはず。
YouTubeでドキュメンタリー発見↓
最後の舞台〜津軽三味線・高橋竹山の挑戦1
- 2008/08/14登録
- 614クリック
- メイン
- コメント(4)
- つながり(6)
- トラックバック(0)
つながりキーワード (6)
はなれ瞽女おりん
- (*petite alice*)
1977日本映画 監督:篠田正浩 原作:水上勉 キャスト:岩下志麻、原田芳雄、奈良岡朋子 盲目の旅芸人・おりんと、警察や憲兵隊に追われる男・平太郎との愛を美しい自然の...
瞽女
- (3cats)
当て字・熟字訓です。 三味線を弾きながら歌を歌って、門付け(人家の門戸で芸を見せて、金銭や食物を貰うこと)をした盲目の女性。 「瞽」の音読み熟語は、矇瞽(モウコ)。
高橋竹山
- (高橋 明)
津軽三味線の名手。 明治43年生まれ、麻疹から幼い頃にほぼ失明。門付けからたたき上げ、成田雲竹の伴奏者として実力を付け、昭和39年に独立。1998年87歳で他界するまで常に津軽民謡のトップ...
藤田嗣治
- (拾得)
おかっぱ頭、丸眼鏡 etジーンズのつなぎで カトリックに入った画家。 パリ近郊、田舎町の教会の壁画を 仕上げた。 使途のなかに自分を入れる 度胸。 遺品の手袋を触ら...
津軽三味線ひとり旅
- (ふねぎー)
学生の時、何かの授業の発表で友達が使用していたBGMが高橋竹山の即興曲でした。友達のプレゼン内容はそっちのけ、ただただその三味線の音色に恍惚となってしまったことを今でも思...
ツィゴイネルワイゼン
- (#FFFFFF)
サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」のSP盤。演奏中、サラサーテが何やら呟いているが、何を言っているのかは聞き取れない。 陸軍士官学校のドイツ語教授の青地と、元同僚の...







ツィゴイネルワイゼン
藤田嗣治
はなれ瞽女おりん
津軽三味線ひとり旅



