サイトウシンイチ
斎藤真一
先日デジタルカメラで撮った写真を整理していたら知らない部屋の写真があり、一瞬、どこだ?と思ったのは、この画家のアトリエの写真だった。
祖母が亡くなった関係で一昨年は何度も山形に行った。そのとき叔母に連れられて天童・出羽桜美術館へ行ったのですが、隣にある分館の斎藤真一心の美術館のインパクトが大きかった。
瞽女(ごぜ)さんを描いた一連の作品。越後瞽女日記。
瞽女さんというのは盲目の女性旅芸人で、何人かの瞽女仲間で連れ添い三味線を抱え唄を唄い旅をしていたのだという。
まず瞽女さんという存在を知らなかったので、とても驚いた。目の見えないもの同士が集まって旅をする、というのが考えもしないことだったので。なんて厳しい旅だろうかと思う。
絵は人間の青い顔と陽の光のべっとりとした強い赤色のコントラストが印象的。
雪景色の中を並んで歩く瞽女さんの後ろ姿がなんとも。
スキともキライとも思えないけれどやはり心にひっかかる絵。
二階は屋根裏のようなかんじだったかな?天井の低い部屋で絵の位置がとても低い。屈んで見るかんじ。
それから斎藤氏のアトリエを再現した部屋があった。これが前述の部屋。
コンパクトで簡素な作業スペース。
・斎藤真一心の美術館
・斎藤真一 経歴
・斎藤真一 - Wikipedia
余談だけど鈴木清順のツィゴイネルワイゼンで麿赤兒が盲目の旅芸人を演じていた。あれはたしか妻と弟子の三人組だったけど。3人とも目が見えないので縄で繋がって歩いていたような気がする。10年近く前に見たのでよく覚えていないけど…
あ、そういえばずっと前に高橋竹山(ちくざん)という人の三味線のレコードを聴いたことがある。この人も盲目の旅芸人だったはず。
YouTubeで竹山のドキュメンタリー発見↓
最後の舞台〜津軽三味線・高橋竹山の挑戦1
- 2008/08/14登録
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