ヨミガエリ
黄泉がえり
SF作家・梶尾真治の著作。
九州の地方都市、熊本。その地にある日突然
死んだはずの肉親や近しい人が蘇る
「黄泉がえり」現象が起きる。その現象の顛末と
それに遭遇した人々のそれぞれの物語が並列的に
語られる形で展開するストーリー。
SFとしてのギミックは別段目新しいモチーフでは
無いかもしれませんが情景・人物の描写の確かさで
梶尾リリシズムの王道といった趣の良質の
「SFゆえの物語」に仕上がっています。
帯には「泣けるホラー」という文字がみえますが
きっちりカジシン流SFです。
やはり昨今は「SF」を前面に出すと
売れないのでしょうかね?
梶尾先生ご自身も住んでいる熊本市が舞台になっていて
ベタなSF的な設定も丹念な情景描写で
地に足が着いた、現実感のあるものになっています。
現在ハードカバー版しかありませんが
1700円の価値は充分あるかと思われます。
映画1本見たと思えば決して高くないですよ!
リンクは帯にもコメントを寄せている映画監督
大林宣彦氏による書評です。
ついに映画化の発表がありましたね。来年正月封切ということで♪
梶尾作品初の映画化(映像は以前「世にも奇妙な物語・カラオケ・オブ・デス」がある)
ということで嬉しいですね♪
主演はスマップの草薙強氏、ヒロインは竹内結子さん。
舞台は原作の熊本市から阿蘇に移動。
エピソードもどうやら映画オリジナルになりそうですね。
原作のもつ叙情性が活きた作品になってくれればいいのですが・・
****9月3日更新********
映画は予想以上の大ヒット!
そして11月に出た文庫は2003年8月現在で40万部超える
これまた大ヒット!
梶尾真治を世に知らしめた作品ということになりますね。
レンタルビデオやDVDも好調のようです。
映画の方はなんとハリウッドの方からオファーが
来ているという話で、ますます目が離せないですね。
このキーワードを共有する
このキーワードはコレクションに選ばれています(2)
-
トラックバック(0)










