ストッパーブスジマ
ストッパー毒島
野球漫画である。ストーリーは、破天荒な無名の快速球投手が万年最下位の弱小球団に入り大活躍する、というもの。こんなストーリー何度聞いたかわからない。毒島は最終的に160kmオーバーの速球を投げる。毒島が入団する京浜アスレチックスの投手コーチは球団マスコットである。こんなギャグとしか言えないようなことが平気で行われている。それなのに、それなのにである、この漫画は異常なまでに「リアル」なのだ。
舞台はパリーグである。パリーグの実名選手達が山ほど登場する。そして、彼らと京浜アスレチックスの選手達、他球団の作者オリジナルの選手達が完全にとけ込んでいる。京浜アスレチックスの選手達も、作者オリジナルの選手達も漫画的な極端な設定が大勢いながら、それでいて実際にいてもおかしくない、と思わせるリアルさを持っている。
圧巻だったのは11巻、12巻で描かれる最後のダブルヘッダー。もちろんこれは10・19に捧げるオマージュである。
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