Scott T. Grafton
恋するチカラ。
♫どんなに困難でくじけそうでも
信じることさ
必ず最後に愛は勝つ
──なんて歌詞は、どぉも苦手だ。それでも、“愛”なるものが無限大のパワーをもつことがありうるとは信じたい。
カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)心理学部のスコット・グラフトン教授が、“恋愛”のチカラを実証するユニークな実験をした。20歳前後の女性36人を対象に、画面に表示された単語が英語かどうかを即座に判断させるというシンプルなもの。単語が表示される時間は0.026秒とほとんどサブリミナルのレベルなので、事前にいつ表示されるかを知らせる。
このとき、グラフトン教授はいくつかの単語を表示する前に彼女たちの恋人の名前を、こちらも0.026秒だけ表示した。・・・笑。もちろん、彼女たちは気づかない。すると正答率には変化がなかったものの、回答するまでの時間が、カレの名が表示されたときに平均0.03秒速くなったという。
0.03秒・・・。統計学的には十分に有意な数値なのだそうだ。脳神経学の面から見ても恋人の名前が表示されると、認知を司る紡錘状回や角回のほか、モチベーションをアップさせるという脳深部も活性化していたらしい。“愛”のチカラは実証された。
(ちなみにUCSBでは、かの青色発光ダイオードで知られる中村修二氏が教鞭を執っていることを今回知った。)
皆さん、恋してますか──。とりあえず、ジョンの名曲『LOVE』でも聴いてみよう。・・・汗。
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