カテイゴミシュウシュウノユウリョウカ (スギナミク)
家庭ごみ収集の有料化 (杉並区)
先頃、東京都中野区が23区内で初めて家庭ごみ収集有料化についての方針を明らかにしたのに続き、杉並区の他、千代田区、豊島区、墨田区も検討していると、今朝の日経。しかも、杉並区は2010年の実施を目指している。
どうやら、杉並区は今春にまとめた一般廃棄物処理基本計画で、家庭ごみ収集有料化について「2010年度実施を視野に実施方法等の検討を行う」と表明しており、現在「区内で検討している段階」(清掃管理課)としている。有料化には条例改正が必要で、区民の支持を得る為の意見聴取や説明会開催等諸般の手続きについても検討中のよう。
まあ、先ずは目的を明確に。ごみ減量?財源確保?前者なら有料化で得る資金は全てごみ減量に充てるのは当然のこと。
データ:
東京23区で出される可燃ごみ(事業系含)の量は、2006年度は229万トンと90年代半ばに比べ100万トン近く減っている。「自治会を中心にリサイクルが広がった」(都環境局)為だが、一段の削減には有料化が有力な手段になっている。
全国の市区町村で昨年末までにごみ回収を有料化している自治体は55%に達するが、東京都内は23区が実施していない為に27%に留まる。地方の市町村に比べ二23区は財政面で余裕があることなどが背景。(日本経済新聞社調べ)
家庭ごみ収集の有料化で先行する多摩地区では、31市町村のうち八王子市や武蔵野市など19市町が既に導入。今年1月に西東京市、4月には多摩市も追随。多摩地区にはごみの最終処分場が2ヶ所しかなく、ごみの排出を減らすため有料化が広がっている。自治体にもよるが有料化で2割前後のごみ減量効果が出ているそう。
ごみ減量を期待しての有料化ではあるが、住民の負担感・抵抗感が次第に弱まり、排出量が再び増える例も。都内で最も早い98年に有料化した青梅市では導入した次の年はごみの排出量が11%減ったものの、翌年から増加に転じ、5年後の03年には導入前の水準まで戻っているとのこと。
- 2008/08/28更新
- 2008/08/28登録
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