イッセンゴリンノハタ ハナモリヤスジ
『一銭五厘の旗』花森安治
この本は
写真はグラビア印刷で
文字は活版
つまり2度刷り
外函にいたっては
グラビアの4色刷を
校正機で一枚ずつ
手刷りしている。
何という優雅さ!
戦後に生まれた書籍の中で
僕は最も美しいほんの一つだと思う。
大判のソフトカバーに
函を付ける
美意識と実用の
この上ない調和。
彼は自分の著書として
これ一冊しか残していない。
昭和四十六年十月十日初版発行。
定価千二百円。
- 2002/08/13更新
- 2002/08/13登録
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コメント (6)
最新コメント5件
2003/08/08
amashco ほんとうに美しい本ですね。工芸の精神があります。暮らしの手帖社なら、活字は秀英体かしら?
雲衣。 「あとがき」に花森はこう書いています。“活字については、いささか好ききらいがあって、明治のころの築地活版のあの字体が好きなのである。ことに、いろは平かなにいたっては、ほれぼれする。これは若いときから、しみついたもので、いまさらどうしようもない。” また、扉裏には活版や組版製版、製本した人まで10人以上の人の名がクレジットされています。
amashco じゃあ、ころころっとした築地体のほうがお好きだったんですね。花森仕事には、シャープな秀英より、築地のほうが似合うかもしれません。
2004/07/06
雲衣。 これ一冊というのは厳密には誤りみたいです。
2005/01/08
id-labo 雲衣。さんがすでに登録済みのキーワードですが遅ればせながら私も…。
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