スティーヴ・ウォルシュ / スキーマー・ドリーマー
STEVE WALSH / SCHEMER-DREAMER
カンサスのことを書いたので、その看板ヴォーカリストであるスティーヴ・ウォルシュのファースト・ソロアルバムのことも。リリースは1980年だが、録音自体は79年2月に完了している。発売の遅れは、当時リリースしたそれこそ偉大なる聴衆へのセールス不振によってバンド活動への専念を余儀無くされた結果(「MONOLTH/邦題:モノリスの謎」のリリース)。只、80年にはケリー・リヴグレンもソロアルバムを発表しており、こちらの経緯は知らない。(この「SEEDS OF CHANGE/邦題:闇の支配者」は輸入CDで所有。スティーヴ・ウォルシュの他、ロニー・ジェイムス・ディオ等が参加。) ちなみに、5枚目の名盤「POINT OF KNOW RETURN/邦題:暗黒への曳航」を最後にスティーヴ・ウォルシュとケリー・リヴグレンの2人のみによる共作は無くなっている。
そうした背景もあってか、このアルバムは彼のルーツであるところのアメリカン・ロックを余すところなく体現。当時のLPの帯には“衝撃の問題作”と書かれており、確かに「MONOLTH」との順序が逆であったら、このストレートなサウンドは更に衝撃的であったろう。但し、これはあくまでスティーヴ・ウォルシュのソロアルバムであり、この声さえあれば何の問題もなく、愛聴盤のひとつ。何より、熱い心情がダイレクトに伝わってくる。
只、彼が一度カンサスを脱退し、再加入してリリースした「POWER」、「IN THE SPIRIT OF THINGS」、そして「LIVE AT THE WHISKY」を最後にCDは買わなくなった。その後のソロアルバム「GLOSSOLALIA(2000年)」や「SHADOWMAN(2005年)」も購入はしたものの、残念ながらCDラックで眠っている。
現在はWounded Bird Recordsより再発されているが、ジャケットの黒縁は無くなっている。
①SCHEMER-DREAMER/THAT’S ALL RIGHT
②GET SO FAR
③SO MANY NIGHTS
④YOU THINK YOU GOT IT MADE
⑤EVERY STEP OF THE WAY
⑥JUST HOW IT FEELS
⑦WAIT UNTIL TOMORROW
※LPでは①~④がA面、⑤~⑦がB面。
MUSICIANS
PHIL EHART ( DRUMS )
TIM GEHRT ( DRUMS )
STEVE WALSH ( VOCALS,VIBRAPHONE,KEYBOARDS,DRUMS )
STEVE MORSE ( GUITAR )
ALLEN SLOAN ( VIOLIN )
JEFF LUX ( GUITAR,FLUTE,VIBRAPHONE )
KERRY LIVGREN ( GUITAR )
RICH WILLIAMS ( GUITAR )
DAVID BRYSON ( GUITAR )
DUANE BUCKLER ( BASS )
MERLE MCLAIN ( BASS )
TURNER GAUGH ( BASS )
CECIL WELCH ( TRUMPET )
SKIP LANE ( SAXOPHONE )
HANDCLAPS BY VIC HANCOCK
PRODUCED BY STEVE WALSH WITH BRAD AARON AND DAVEY MOIRE
- 発売元: ソニー・ミュージック・エンタテインメント
- (P)1980 Sony Music Entertainment Inc.(C)1980 Corn & Blood, Inc.
- 2008/09/07登録
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