若山&勝新Bros,
おこりんぼさびしんぼ
名著、復刊。ということで、登録。
若山一家若頭、自称、この”とんでもない兄弟”に人生をのっとられた男、
山城新伍による若山富三郎&勝新アナーキーBrosの行状記。
たぶん、かなりの割合で山城の嘘が混ざっていると思われるが、それに
したって面白い。
周囲に先生と呼ばせ、自分を先生と呼ぶ富三郎。(日記にも先生と記述)
健さんに負けじと、楽屋の壁を壊して部屋を広げようとする富三郎。
チョコレートボンボン一つで酔っ払い階段を踏み外す富三郎。
マリオにハマリ、賭けマリオを主催する富三郎。
座頭市の真似が得意な富三郎。
学歴に弱い富三郎。
おかしくて、ちょっとせつない。
若山先生に比べれば、勝新がよっぽど普通の人に見えてくるのが不思議。
サラリーマンの如き役者ばかりなり by森繁
いろんな意味で、どこを切ってもいい話。
あと、このエッセイを書いてる山城新伍。テレビに出ているときは決して好きなタレントじゃなかったが、彼の書く、時代劇の黄金時代のスター達に関するエッセイはどれも最高。
だいぶ体調が思わしくないらしいが、エッセイストとしてでも復帰してくれないかなあ。
このキーワードを共有する
-
トラックバック(0)







