性犯罪被害にあうということ
本当のところ、本人にしか解らない話。
けれど、誰にでも起こりうること。
被害に遭って苦しんでいる人がいるという事は、確かに知っているけれども、自分が被害に遭わない限りはなんとなく関係ない気分で過ごしてしまう。
冤罪を取り上げた映画にも考えさせられたけれど、冤罪事件の何倍も性犯罪は繰り返され、人に言えず、被害届けも出せず、泣き寝入り、結果心に病を抱えPTSDに苦しみながら生きている被害者達がいる。
心の闇は本人にしか解らないけれど、解ろうとする事は無駄じゃない。
被害者も、同情よりも「理解したい、共有したい」という気持ちを求めている。
関係ないって思うのは間違い。
誰にでも起こりうるんです。
こんな経験は出来れば絶対にしない方が良い。
でも、著者はあの被害にあったからこその今の自分なのだと言う。
少しだけ解る気がします。
この本を読む事で彼女の体験を二次体験させてもらう事は、自分を大切に思うこと、自分で自分を守ること、そんな気持ちを強く揺るがないものにする為に非常に役立つのではないかと思うのです。
**
表紙は著者本人の写真です。
◆
2008.09.14
クリック数が1日でかなりあり、ちょっと心配なので追記します。
本の内容は、筆者が包み隠さず率直に語っています。
被害者本人が読んだ場合、フラッシュバックを起こす危険性があります。
どうか被害者には安易に薦めないよう、お願いします。
◆
2010.01.25
NHK教育ハートをつなごう
2夜連続放送
テーマは「性暴力被害」です。
この本の著者、小林美佳さんも出演されています。
4名の被害者と身近で支える人から話を聞く、まずは知ることから~という内容のようです。
知らない人の立場から、この番組のレギュラー、作家の石田衣良さんと歌手のソニンさんが話を聞きます。
犯罪の性質から、なかなか実際の話を聞く機会の少ない性犯罪被害、多くの人に見て欲しいので追記、更新します。
※上に追記した通り、被害者本人と生活している方は十分配慮して、ご覧になってください。
教育テレビ
1月25日(月)、26日(火) 午後8時~8時29分
再放送
2月1日(月)、2日(火) 午後1時20分~1時49分
- 商品名: 性犯罪被害にあうということ
- 価格: ¥1,260
- 著者: 小林 美佳
- 出版社: 朝日新聞出版
- 発売日: 2008-04-22
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- 2010/01/25更新
- 2008/09/12登録
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最新コメント5件
2008/09/14
blessu 何年も前の出来事なのに思い出すだけで気持ちが落ちます。(罪としては軽いものかもしれなくても、本人にとっては相手を半殺しにしたいくらいなんです)罪として重いものに至っては死刑寸前くらいまでにして欲しい。私はこれだけ精神的に傷付けられたのだから、犯人を傷付けていいだろうと、刃物を持ち歩こうかと精神的にやばい状態になったり(持ち歩きませんけどね、怖い事書いてすみません)、そして、自分を大事にしなくなります。好きな人が出来ても「こんな自分なんか・・・」と思って自分を見せられなかったり、「この人は大丈夫だ」と根拠もないのに思いこんで依存したくなってしまったり、生きながら死んでいるような気持になり出家しようかと半分本気で考えたり。ドラマや映画で前向きに立ち直るなんて一部だと思いますよ。(しょこらっちさんの書かれた「レイプは奉仕の一種だ」を私も読んでおり)「女性は産む機械だ」の発言が問題になった時、あんたの身内がレイプされたら被害届出さずに産ませろや! と吠えました。私の受けたことなど、きっと女性にとっては嫌でも一度は経験してしまうことかもしれませんが、それでも人によっては追い詰められるのです。なるべく普通に暮らしているけれど、ニュースや下ネタなんかは過敏になっちゃいますね。
KENTO 女性と男(加害者)が入れ替わって男(加害者)に同じ目に遭わせてやりたいと思います。それも凄まじいやつで。苦しんで苦しんで死んでいって欲しい。死刑なんてあっという間に終わってしまうから。そのくらいに性犯罪は罪が重いと思っています。私は・・・。「レイプは魂の殺人である」と言う言葉を以前に目にしました。本当にその通りだと思います。良き本を紹介してくださってありがとうございました。
せんぱい ★しょこらっちさん 解らないなりにもしっかりと考えてくれる男性がもちろん多いのですが、普段優しい人だと思っていた方が意外に認識が低いと、も~どうしたら良いんだろうと、頭がクラクラしてしまいます。 でもこの本の中で、著者が同級生の男性に打ち明けた時に、容赦ない質問ぜめにあうエピソードが紹介されているのですが、彼は「もしかして、自分の認識は何か間違えてるんじゃ?」と感じ、本音でぶつかる事でちゃんと解ろうとしていたのです。 そして最後には「聞いて良かった 俺は誤解してた」と彼女に感謝の言葉を述べるんです。 思えば学校教育の中のどこにもこういった事に触れる事ってないですよね? 教育の中に大事な事が抜け落ちているのも原因なのでしょうか。
せんぱい ★blessuさん 同意のもとであれば、何の問題も無い出来事である為、軽んじられる傾向にあるのでしょうね。 でも被害者にしたらとんでもない事です。人権を踏みにじられた上、何年も沈んだままでいると、友人や家族に、いい加減忘れてしまえ、事件の事はもう口にするなと言われる・・・ 無かった事になど出来る訳が無いのに。 少しの下ネタでも吐き気をもよおす女性が居ること、知らない人は多いと思います。 私だってそんな事思ったことも無かったですもん。 やはり、教育の必要性を感じます。
せんぱい ★moemoemoezouさん 魂の殺人・・・恐ろしいです。 この本を読んで「そうだったのか」と認識を変える人が少しづつでも増えますように!!と強く思います。
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