キース・ジャレット・トリオ - スタンダーズ VOL.1
Keith Jarrett Trio - STANDARDS, VOL.1
「キースはどうもねぇ...」という人まで、何故かみんなが絶賛する名盤。その内容もまさに名盤と呼ぶにふさわしい。
これが録音された1980年代当時、スタンダードをこれだけ真剣に録音しようとするミュージシャンは、ビル・エヴァンスを除いてしまうとほんのひとにぎりしか残っていなかった。そんな状況の中で、キースの発案でこのレコーディングははじまり、数時間後にはアルバム3枚分の演奏が録音された。
ここでベースを弾いているゲイリー・ピーコックのリーダー作<Tales of Another>で共演済みだった3人だが、単に一緒にやったことがあるという以上に強い共感をもって演奏にのぞんだという。その成果をじっくりと味わってほしい。滅多に聴くことのできない瞬間がいくつも記録されていることが感じられるかもしれない。
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コメント (1)
2001/12/01
mic007 私も含めて、前フリでなぜか言い訳をしがちなKeith Jarrett。その割にはキーワード率はかなり高いという不思議。
「ジャズ・メン」としてのストレートさから遠い(美しい)楽曲の多さや、クラシックに傾倒していった経緯などが、評価が分かれる所以であろう。その為にジャズ層以外のリスナーにもファンが多いとも言える(そう「大衆」ではないにせよ)。
しかし、文句なく「ジャズメン」として彼の名を呼ぶのは「トリオ」時のアンサンブルに真性の「ジャズ熱」があるから。
ケルンに代表されるソロの楽曲の中にも、隠し得ぬジャズマインドはあるものの、やはり「トリオ」である。
ヘイデン達ともゲイリー・ピーコック達とでも、時代ごとのポイントで確実に「ジャズ熱」に立ち戻る所作が彼を「どうもねぇ」と言えぬ理由である。(だから私は彼を「ピアニスト」とは呼ばない)<SOMEWHERE BEFORE>(熱いぜ!)とともに聞いて欲しいアルバム。
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