モンティ・パイソン
Monty Python
英国コメディ界のビートルズとも呼ばれる大御所。パイソンズとも言う。日本のコメディアンで例えるならば「ドリフターズ」という認識もあながち間違ってはいないとは思いますが、ドリフターズのようなベタで笑えるコントだと思って見ると、きっと痛い目に合います。
パイソンズの革新的な点は、敢えてオチを排除してしまった点とそのネタのきわどさ。映画や舞台ではなく、あくまでも「空飛ぶモンティ・パイソン(Monty Python's Flying Circus)」に焦点を合わせてご紹介することにします。
前者「オチの喪失」は今までのスケッチ(≒コント)におけるお約束であった「オチ」を無くしたことによって、代わりにリンク(繋ぎ)を用い「スケッチとスケッチの連鎖」という新しい感覚を手に入れることになりました。主にそのリンクの部分を担当したのは後に映画界において大監督となるテリー・ギリアムのアニメーションであり、それもまたパイソンズには欠かせない要素の一つです。このリンクという手法にこだわったのは意外にも?テリー・ジョーンズで、ジョン・クリーズを始めとした他のメンバーは番組開始前、「意識の流れ」を意図的に作り出すこの手法にそこまでこだわっていなかったようです。後にパイソンズ映画の監督を担当する二人のテリーがこの意識の流れ、リンク手法の中心にいた人物だという事実は非常に興味深いです。
では後者、「ネタのきわどさ」ですが、具体的な例を挙げると、英国皇室までをもスケッチで笑いものにしてしまったという点。日本の皇室を笑いものにしたコメディ・グループが現在まで日本に存在したでしょうか?パイソンズの場合、単なる誹謗中傷ではなく、スケッチとして成立させ、多くの人々の心を掴んだという点まで含めて、賞賛を浴びているのではないかと思います。また番組が放送されていた局がかのBBCであったという事実もその「過激」という印象を増幅されているのではないでしょうか。
ゴチャゴチャ書きましたが、実際に彼らのスケッチを見ることが一番の得策です。興味を持った方は是非YouTubeの公式チャンネルでスケッチを見てみてください。字幕無しなのがツライですが・・・。さらに興味を持ったならば、迷わずDVDを買って、パイソンズの魅力に取り付かれてしまいましょう!
- 2008/11/28更新
- 2008/11/28登録
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