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ながぐつをはいたねこ

長靴をはいた猫

 宮崎駿の原点としてしか語られなくなっているのが残念です。

 脚本が井上ひさしで、ギャグ監修が中原弓彦(小林信彦)。当時としては破格のテンポのよいギャグは、宮崎駿一人の手によるのではありません。ピエール少年とローザ姫の品のよさは、森やすじのやわらかな線のたまもの。
 特に、ローザ姫こそは私の「お姫様」の原点でした。つまんだスカートから少しだけ見えるつま先。魔王の塔での追いつ追われつで結い上げた髪がはらりとおちる、そのはかなさ。
 なのに、彼女は高貴な血筋の生まれではないと告白するピエールに、「私にはあなたが必要なの」なんて答えて、自分の意志の言葉で男の子を成長させてしまうのでした。
 「長靴をはいた猫」はボーイ・ミーツ・ガールの魔法の物語。けれど最後は、賢い猫の力を借りずに、運命を勝ち取れるようになる二人の物語。
 原作はシンプルな滑稽譚で、子どものころ読んでちょっとがっかりしました(笑)。

長靴をはいた猫

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投稿者:
きいろ
  • 2002/08/16登録
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1979年、東京ムービー新社他。言わずと知れた宮崎駿氏の劇場映画初監督作品。

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