ウィンドトーカーズ
ウィンドトーカーズ
先行レイトショーで見てきました。いやー、いくらアクションが良いっていっても、ここまで生々しい戦闘シーンをまざまざと見せ付けられると嫌な感じです。
まずVFXについてです。最初に「なんだこりゃ」って思えたのが、アメリカの飛行機が爆撃するシーンです。プラモデルの飛行機に糸をつけて飛ばしているのではないかと思えるほどのなじみの悪さと飛行機らしくない動きでした。もうちょっと光のあたり方などどうにかならないものかと思いました。おそらく爆発シーンなどもCG合成されていると思うんですが、こちらは上々で結構リアルな仕上がりでした。
次にストーリーについてです。この映画のテーマである友情に関する描写が少ないように感じました。人がぼこぼこ血を流して死んでいく中で、一人の人間の死でラストを迎えられても、映像の中で人が死ぬのになれちゃって、「あっそう」っていう気持ちにしかなれなかったです。
この映画はアメリカと日本の戦争を背景にして、アメリカ側の視点から描かれているんですが、日本での上映にあたってさまざまな配慮がされているのではないかということが気になりました。日本を悪く描写している場面はカットされているのではと感じたのですが事実はどうなんでしょうか?
異なる国家に属する人に同じ映画を見てもらうときには、どんなことに配慮すればよいのだろうかということを考えるのにいいかもしれません。
- 2002/08/17登録
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コメント (7)
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2002/08/18
grover ジョン・ウー監督は「フェイス・オフ」「ブロークン・アロー」などとっています。派手なアクション物が得意なんでしょうが、人間の内面は描けない人だと感じます。「プラトーン」は監督が違いますが、ハリウッドは好きなんでしょう、こういう派手なアクションや戦闘シーンがテンコ盛りの作品。ごめんなさい。>ジョン監督及びオリバー・ストーン監督ファンの皆様
brochan そうですねえ、アクションのみなら楽しめたかもしれないです。変に友情がどうのっていうテーマがあるからなんかこう割り切れない気持ちになりました。日本人の自分としてはいい気はしないですが、「日本人は悪いやつだ」って描ききって、その悪い奴らを力を合わせてたたきのめしたなんて描き方ならすっきりしたかもしれないですよね。今度はアクションのみの映画を見てみようかな。
2002/09/08
cooley 日本人を悪役に仕立てるために歴史考証を無視する「パールハーバー」よりは大分ましだと思いました。心理描写が描けていないという意見は同感ですね。日本語を話すニコラス・ケイジは某社の「パチンコ!」というCMを思い出してしまいました。
brochan cooleyさん、書き込みありがとうございます。パールハーバーは、日本版とアメリカ版でかなりカットが違っているという話を聞いています。どちらをみられました?アメリカ版では、日本軍が赤十字のトラックまで攻撃するシーンがあるそうです。日本で公開するにあたって、必死でトラックにかかれていた赤十字のマークを消したとききました。いろいろ配慮が映画によってはあるみたいですよねえ。
cooley 「パールハーバー」は日本版だったと思いますが、陣幕の中での御前会議、なぜか暗緑色の零戦など悪役に見せる演出が露骨でした(メディアリテラシーを考える良い教材になりそうですが)。「ウインドトーカーズ」では「いずれ日本とは同盟国になってるかもしれない」という台詞とか、かなり配慮の跡が見られますね。先住民とか移民などへの配慮も同様です、というかそれが主要なテーマだったりしますが。
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