おがわみめい(びめい)どうわしゅう
小川未明童話集
「赤いろうそくと人魚」というタイトルに
惹かれて購入したのですが、他にも
「月とあざらし」「飴チョコの天使」
「千代紙の春」など、あまりにもつつましく
可愛らしく切ないタイトルばかりでございます。
そして文章はまるで月や星や虹や、
澄みきった青空や、やわらかな雲のように、
やさしい透明感があります。
いちばんすきなのは「野ばら」という、
国境で石碑を守る、隣国どうしの
老人と青年のおはなしです。
解説の坪田譲治氏の、ほめ殺しっぷりも
たいへんにほほえましいのです。
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コメント (7)
最新コメント5件
2002/08/21
雲衣。 児童文芸誌『赤い鳥』と大正時代。第一次大戦、十月革命、シベリア出兵、やがて来る関東大震災。色々あるなかの『赤い蝋燭と人魚』。もう三十年も読んでいませんが、思わず遠くを……。
warabie 『赤い蝋燭と人魚』と、『北の海』がかなり長い間、自分のなかでごっちゃになっていました。ところで、『金の輪』は収録されていますか?
2002/09/02
yukop 「金の輪」、収録されていますよ。いま読みかえしてみました。・・・こわいよー。
warabie ↑あ、有難うございます。阿刀田高氏のエッセイでも美しくて恐ろしい童話、と賞されていました。私自身は、ラス2~3行のみ妙に記憶にのこっていて、何のフレーズだったか忘れていたんです。で、上記のエッセイ読んで小川氏の童話だったことを知り、それと前後してこのキーワードに出会ったと言う次第です。
2003/03/28
せいこ タイトルが美しいですよね。愛読書です。
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