ニホンサンモンオペラ カイコウタケシ
日本三文オペラ 開高健
開高健、最初期の小説。
終戦直後、闇市が全盛の混乱期に強くしたたかに生きる人間の物語。
くず鉄収拾で生きるための日銭を稼ぐ集団「アパッチ」に
何をやらせても愚鈍な主人公がひょんなことから仲間入りする。
「アパッチ」の面々の乱暴な活力に感化され、
主人公はいつしか戦後の夢も希望も見出せない時代に
生きていることの意味や喜びを身体で学び・・・
的なストーリーですが、何よりもすごいのが
開高健の躍動感あふれる筆。
登場人物がこれほどいきいきとした物語は数少ないのでは?
と思います。
物語内にしばしば登場する、
不衛生極まりないホルモン(モツ)の鍋やスープなどが
よだれが出るほど旨そうなほど入り込め、登場人物と同化できました。
今となっては少々古い小説ではありますが
ストーリーの疾走感は色褪せない娯楽作品だと思います。
- 2008/10/24登録
- 1582クリック
「日本三文オペラ 開高健」を検索
このキーワードを共有する
-
メイン
コメント (0)
まだコメントされていません。
つながりキーワード (0)
まだキーワードがつながっていません。





人生がときめく片づけ...


