モウイッケンオツマミヨコチョウ
「もう一軒 おつまみ横丁」
「おつまみ横丁」のほうは、発刊されたすぐのころに買った。あれよ、あれよと売れ続けて、しばらく前には、買った浅草橋の本屋のポップに「30万部突破」なんて書いてあったっけ。今はどのくらいまでいったのだろう。
……てなことを考えている間に、続編「もう一軒おつまみ横丁」が上梓された。すぐに買った。ともに、簡単にできて、おいしくて、ウイットに富んだ「おいしい酒の肴185」を収めている。両方買うヤツは多いだろうな。
……などと思っていたら、新聞の広告でそれぞれ「おかげさまで47万部突破」「たちまち大好評24万部」とあるではないか。すごい。
ともに「サラダ」「焼き物」「揚げ物」「小鍋仕立て」など10項目に分かれているのだが、一番先にあるのが「とりあえず」の項目。これがすごい。使える。「料理の範疇を超えている」(というか「入っていないだろ」とのご指摘が飛んできそうな)メニューが多々ある。
例えば「プロセスチーズの黒こしょうまぶし」。プロセスチーズを一口大に切り、多めの挽きたて黒コショウでまぶすだけ。うーん、うなるでしょう。うまいんです、これが。似たようなやつに「クリームチーズのわさびじょうゆ和え」なんていうのも。タイトルを聞いただけで作れなくもない。
「ぬれせんのチーズ焼き」などど奇抜なアイデアも。ぬれせんべいにピザ用チーズをのせ、オーブントースターで焼く。あとは七味唐辛子か黒コショウをふる。硬め、軟らかめいずれかのぬれせんを使うかで、4種類の味ができる。
分量が一人前で書いてあり、単身赴任者としてありがたい限り。続編のほうは、最初の時ほど「目からウロコ」感がないが、「クリームチーズの生ハム巻き」「油揚げ焼いただけ」(そのまんま、だよね)とか、手間いらずで重宝している。
レシピは瀬尾幸子さん。編者は編集工房桃庵。
料理の本としては珍しい新書版なのも、意外と使いやすい。
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