ヘルレイザー2
ヘルレイザー2
「痛いは気持ちいい!」シリーズ第2作目でございます。
前作にて命拾いしたカースティ(前作ではクリスティだったけどね)は、精神病院に収容されてしまいます。これで事件は終わった、と思いきや、彼女の病室に何者かが「地獄にいる。助けてくれ」という血のメッセージを残します。前作の事件で死んだ父親が苦しんでいるのだと思ったカースティは、父を救う為にはもう一度あのパズル・ボックスを入手しなくてはならないと決意するのです。
おまけに、その精神病院の院長は、実はパズル・ボックスの研究に取り憑かれた男で、前作にてカースティの継母ジュリアが修道士たちに屠られた血まみれのマットレスを入手し、生贄を与えてジュリアを復活させてしまいます。そしてジュリアの助言を受けながら、究極の快楽を得る為に、パズルにしか興味を示さない自閉症の患者ティファニーを使って、パズル・ボックスを解かせてしまうのです。
こうして再び、異界への扉は開かれてしまいました。
カースティとティファニーは、カースティの父親の魂を救う為、果敢にも異界に踏み込んでいくのでした・・・。
この作品では、修道士たちが元は人間であった事が判明しますし、精神病院の院長は異界のトラップにかかってグロテスクな修道士もどきに変化します。
しかし、元院長の修道士は、今までの修道士とは違い、パズル・ボックスを解いた者以外にも痛みを味あわせ、非道の限りを尽くすのです。
そして、それなりのルールを尊重して異界へ人間を召喚していた修道士たちと戦います。
修道士たちが元は人間であった事が判明したことを、「興ざめ」と感じたヘル・レイザーファンは結構いた様子ですが、ワタシは別にそうは思いませんでした。
もとは人間であった事を思い出し、それまでの自分が招いた地獄よりも更に酷い地獄を作り出そうとする新入り修道士と戦う覚悟をした時の、ピンヘッドの穏やかで優しい表情は、とても印象的でした。
続編ものの性として、前作を凌ぐインパクトは望めませんが、スプラッタ度は、無節操な新修道士の登場によって派手になっていると言えます。ヘボいシーンも多々あり、「やっぱ2はあかんなぁ」と感じなくもないですが、それほどしょーもない出来でもなく、楽しみながら観る事の出来る作品となっています。
- 年(代): 1989年
- 地域: アメリカ映画
- 人名: 監督:トニー・ランデル
- 原作:クライブ・バーカー
- 脚本:ピーター・アトキンス
- 出演:アシュレイ・ローレンス、ダグ・ブラッドレイ、クレア・ヒギンズ
- 2002/08/22登録
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